昨日、神社の倒壊石材(鳥居・灯篭)を一挙搬出撤去しましたが、重機は神社に置いてきました。今日はまずその重機を積み込み、それから志賀町の北の方(富来)へ向かい、「ニーズ表」と言う書類を志賀町社協に返して活動報告を行ってきました。
客観的に見て、まだまだやるべき事・やれることはたくさんあるのですが、志賀町社協さんにニーズとして提出され、それから我々のような技術系ボランティアに「マッチング」と言う過程を経て依頼される流れなので、町を走っていて「あぁ~この塀で困っているんだろうなぁ…」と思っても、「お手伝いできますよ!?」とは言えません。本当は「困った時はお互い様!」の精神でどんどんお声がけしたい所なのですけどね。
でも、一件活動をしているとそのご近所さんが個人的に依頼して来て下さったりするので、そう言った場合は条件や注意点などをお話しさせて頂いた上で対応しています。今日はそのような「当団体への直接案件」に対応して参りました。※倒壊ブロック塀撤去でしたがHPは出来ればNGとの事でしたので写真はありません。ご納得頂ける所までバッチリ対応して参りました!
6月13日
第一次活動の時、水道管を壊してしまった現場(氷見市泉地区)。ドバーっと噴水のように水が吹き上げていたので、地面がぬかるんでしまい木の根っこや幹や枝の搬出が出来ずそのままでした。今日はそのお宅の庭の残地物撤去と整地を行います。
▲ 草ボーボーですが、この草の中に枝や幹が固められています。
▼ 草刈り機でやる方が速いかも知れませんがバックホー(ツカミ)で何とか均しました。
▼ こちらが枝のかたまり…3tダンプ一回で載るかな?結構多いです!
▼ こちらは幹の部分。搬出先で薪に生まれ変わる予定だそうです!
▲ 結構山盛りです(笑)
▼ 電動コボレーン(※サイドの上アオリ)だったら簡単ですが、手動の場合…しかも一人で展開して縛る場合…これってかなり難しい事になりますね。たぶんダンプ運転手さんなら解ってくれると思いますが、コボレーン上げてロープ縛るのが結構大変でした!
▼ 一度搬出先に持って行き、二回目は幹を積んで運びます。
そろそろ帰り支度です!
志賀町社協さんの案件は、現在までで30件行いました。氷見市社協で行った100件以上の活動と比べると非常に少ないのですが、県や市の違いもありますし、数で比較する事は意味を成さないかもしれません。ただ自分の中では、もっと志賀町の町民の皆様のお役に立ちたかった…と言うのが本音です。
私自身、この地震が無かったらおそらく一生「志賀町」に来ないまま人生を終えていたと思います。なので僅かではあっても、この町を駆け抜け、この町で暮らす方々と言葉を交わせた事は私の財産として記憶に残ると思います。素晴らしい方々とたくさんお会いさせて頂きました!。
現在、6月18日(火)に、富山県氷見市社協様からの要請で中庭ブロック塀の一部撤去案件があるので、そこまでは能登半島に滞在します。そちらを完了させたら、恐らく私の災害支援活動を終える予定です!。なんだかんだと述べ90日程度の活動でした…。機材を無事に返し、安全に帰宅するまで気を抜かず挑みたいと思います!