ハーバーで色々メンテ?と言う名の息抜き(笑)

今回は、ラットのオートパイロット修理(方位コンパスがデタラメに表示されてしまう件)を直す事と、ハーバーマスターが丸一日掛けて下ごしらえしたカモの白湯スープ仕込みの「鴨鍋」「鴨せいろ」を心行くまで堪能する会!に参加すべく、ハーバーに行きました。


自分の修理(オートパイロット)は、電気的なリセットなので、炎天下ではちょっと厳しいなぁ~と思ったので、ひとまず角マ丸さんのエンジンの修理メンテ(サーモスタット交換と冷却水循環経路のスケール除去作業)をお手伝いしました。

何年か前に、前の艇「device」でも全く同じようにスケール除去やサーモ交換をしているので、段取り良く綺麗に作業が完了~!
写真では解りませんが、20分程度エンジンを回すと、バケツの中の水(お湯になります)が黒い水に代わって行きました。接続を戻して海水を循環させると、1時間程度は、かすかに白濁した排水が出続けました。少なからずエンジンの内側(冷却水循環経路)は綺麗になったんじゃないかな?と思います^^!
明日、レプトンさんと角マ丸さんのお二人は「黒部⇔女良漁港」日帰りセイリングを行うという事でしたので、エンジン各所、締め付け不備などがないように色々触ってみました。「ネジが一個余ったので捨てておきました!」(と言うのは冗談ですが)

夕方になって涼しくなってきたタイミングで、自分の艇の〝いつもの場所?〟(ラダー水漏れ修理で何度も潜り込んだハッチの中)に潜り込みます。オートパイロットの方位誤作動は、リセットするまでもなく、どうやら「電磁コンパス周囲の配線からの妨害電波」が原因だったようで、配線を綺麗に整理したら直ってしまいました。ついでに、同じ場所にある「油水分離器」の中の水抜きを行いました。

結構大変なメンテナンス・修理になるのかな?と思っていたので、余りにも簡単に終わってしまって肩透かしです。でも、メンテナンス!と言う名の「息抜き」なんだなぁ~と思いました(笑)私自身のメンテナンスかもしれません^^夜にはBossaさんと銭湯へ行き、水上係留中のBossa号キャビンで美味しい「偽物ビール」を呑みました。

翌朝4時!(私は寝始めた時間なのでお見送りも出来ませんでしたが)女良漁港までの往復日帰りセイリングのため、角マ丸さんレプトンさんが出港されました。写真は戻ってこられた午後2:30頃、陸の船台に載っているOperaのデッキから撮影しました。

気持ちよさそうに、快速セイリングのご様子^^!おおよそ11時間(女良漁港で1時間程度休憩されたとのこと)で、40マイル帆走と言う快速ぶりです!さすが、石田帆友会の「暴風族名コンビ」です(笑)

※このログ詳細はコチラをご覧下さい。

その夜、いよいよハーバーマスターが膨大な時間と情熱を注いで作って下さった「鴨鍋」「鴨せいろ」を囲んでの酒盛です><!!!もぅ~これこそが私自身にとって最高のメンテナンスです(笑)一日煮込んで、灰汁を丁寧に掬い取り(15分に1度取り除く作業の連続だそうです)、仕上げられてゆく「カモの白湯」を惜しみなく使った鍋!雑味がなく、本当に澄み切った味の鍋は、おそらく普通にお店では出せない味だと思います。これを作って相場で売っていたら採算が取れないと思います。

味を文字で表現するのは私には難しいですが、絶品の鍋とせいろでした!!
最高の息抜き!自己メンテナンスのひと時でした~♪