感謝!当災害支援活動への募金を頂きました!

これまでの第一次・第二次・第三次災害支援活動では、お取引き先企業・個人様、からたくさんの活動支援金を託して頂いております。多くの皆様からのご厚意に感謝を致しております。それと同時に「私は皆様が託してくださった思いをちゃんと能登半島に届けているか!?」と言う葛藤もありました。

技術系ボランティア=プロボノと言う立場で現地入りして参りましたが、状況が把握できていない被災地では、行っても空振りとなる案件もあります。例えば「重機必要です!力を貸してください!!」と連絡を頂いて現場まで出向いても「すみません…不要になりました(汗)」なんて事もありますし「ここを掘削してください!」と言われて向かったら避難勧告による立入禁止地区で入れず、お役に立てない案件もありました…。

被災地の行政市政の職員さんご自身も同じように被災されている状況ですし「災害によって情報も錯綜してしまいますからこれは仕方がない事なんだ…」と頭では理解をしても、「皆様から託された思いに応えられていないのでは?」と焦りを抱いてしまい、圧し潰されそうな心境になる事もありました。結果的には、ほぼ毎日被災地で活動をさせて頂く事が出来ましたが、この心境は自分でもちょっと不思議な感覚でした。良く言えば「皆様から託された思い!その尊さを心の底から感じていたと言う事」だと思っています。

ダンプ泊の日々…私も応援メッセージに救われました

被災地で長期滞在している中で、多くの皆様から「大丈夫?無理していませんか?お気を付けて!」などのメッセージを頂くと、それはそれは本当に有難くホッとする思いに包まれました。しかし、寝るのもPCで日報を書くのも次の案件の打ち合わせ等も、全てダンプの座席で完結させなければならない状況でしたので、返信もあまり出来ず大変失礼いたしました。

裏山の崩れた土砂撤去や湧いて来る水の対策にヘトヘトになっていた頃…アーティスティックスイミング日本代表(マーメイドジャパン)和田彩未選手のお母様(※以下、和田さん)からご連絡を頂きました。
和田さんは以前から被災地に思いを寄せられ、当方の活動日報を毎日ご覧くださっていました。「すぐにでも行きたいのですが何も計画が出来ていない…申し訳ない気持ちです」と言った胸の内もお聞かせ頂いていました。和田さんは水泳の指導員でもありますから、その気力!体力!で被災地支援に来て頂ければ即戦力である事は間違いありません!。しかし日々のお仕事もありますし彩未選手のオリンピックもあります。被災地に来て活動をする事は現実的に難しい状況でした。「お手伝いしたい!でも時間的に出来ない…」これは多くの方が共感されるお気持ちではないでしょうか?。

しかし、大切なのは被災地で活動をする事だけではなく、被災地に思いを向けて頂ける事だと私は思っています。だって…日本国民全員が仕事を放りだして被災地でボランティアをしていたら経済も何も崩壊してしまいますもんね!?。〝各々が出来る事を出来る時に…でも思いはいつも被災地に向けて頂ける事〟こそが、息の長い支援活動~復興への行程かと思います。和田さんはずっと被災地に思いを向けて下さり、第三次活動中にこのようなメッセージをお送りくださいました。

第三次活動中に頂いた和田さんからのメッセージ

厳しい寒さの中、連日の裏山崩れによる泥被害から住宅を守る作業お疲れ様です。
櫻井さんの文面や写真、映像をみて、応援しているだけで何もできていない自分にモヤモヤした気持ちが続いていました。でも何かお力になりたくて、微力の微力ではありますが災害支援活動寄付金を集めて櫻井さんに活用していただきたいと考えています。私の同僚の竹中さんも櫻井さんのHPをみて協力したいと言ってくださっていて、PCの苦手な私に代わってチラシを作ってもらっています。そのチラシに写真を使わせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?

このメッセージを読ませて頂いたのもダンプの中でした…。「能登半島を感じてくださっている方がいる!当方の活動や被災者様を支えようと考えてくださっている方がいる!」と言う事に本当に元気を頂きました。

応援する会…当方活動への募金活動を展開

和田さん、そして長年のお仲間でいらっしゃる竹中さん(竹中さんも水泳指導員で和田さんと共に日々水泳を指導されている先生です)が「櫻井浩二さんを応援する会」(※ちょっと私が書くのは変な感じなのですが…)と言う会を立ち上げて下さり、A4用紙でチラシを作製。そのチラシを持って様々な繋がりを通じて募金活動を展開くださったのです。

正直なところ…活動には既に想定していた予算の倍ほど経費が掛かっていました…。ダンプカーってこんなに燃費悪いのか!?と言う辺りも驚きでした(4tダンプの燃費…何と!3.5km/ℓです)。しかもダンプの燃料タンクは大きいので一度給油すると1万程度…それを2日置きに給油する感じでしたし、当団体として現地借り上げのダンプにも給油が必要ですから結構な費用になります。

計画してある活動を完了させるために既に何度も貯金を下ろしている状況でしたので、和田さん竹中さんからのお申し出は本当に有難い助け船でした。ちょっと言葉では言い表せない気持ちです。もちろんご寄付は本当に有難いですが、何よりそのお気持ち…「みんなで能登半島を支えて行こう」と寄り添ってくださる思いに感動を頂いています。ありがとうございます。
▼ こちらが作成くださったご寄付お願いのチラシです。

このチラシをご覧頂き賛同くださった多くの皆様が当方の活動支援として募金くださいました。
募金くださる方は「良かった!しっかり能登半島の皆様のお役に立つのがわかる募金なので有難いです!」等と言ったお言葉も多かったと伺いました。様々な募金活動が行われているものの、昨今は〝本当に届いているの?…結局は募金団体の中抜きがあるんじゃないの?〟等と言った言葉も良く耳にしています。〝正しく有効に使って頂けていますか?本当に届いていますか?〟と言う事を真剣に考えて頂き「託す者を見定めてくださっている」のだと思います。この拙い日報をお読み頂き、この活動を通じて応援しようと託してくださった皆様に御礼申し上げます。

<余談ですが活動とお金の話です>
自分の意思で行わせて頂いている活動ですから、あまり費用云々を述べるのはどうかと思いますが、資機材を投入しての災害支援と言うのは本当にお金が掛かります。そもそも活動期間は全ての仕事をご辞退して来ているので無収入になりますし、我々のような法人化されていないNPO活動の場合は人件費給与・食費・保障等はいかなる助成機関からも一切補助はありません。普通に考えたら「長期ボランティアって何で出来るの?どういう人がやってるの?」と疑問に思われる方も多いと思います。

仲間と共に「我々は何でやってるんだろうね?」と語り合った時、武田さん(富山市の接骨院の先生)が一言…「んんん…変態なんですよ!」と言われ、みんなで大笑いしていました。それが先日の慰労会の動画での「変態?」のくだりに繋がっています。まぁ~確かに「かなり変態」かも知れませんが、やはり根本にあるのは募金くださる皆様と同じ思いです。

12月20日、皆様からの絶大なるご支援を頂きました!

和田さんがこの活動による募金をお届けに来てくださいました。
このような募金会を発起して下さった和田さん…竹中さん…本当にありがとうございます。こんなにも多くの皆様がご支援くださいました事に只々驚いています。この気持ちを表現しきれないもどかしさが切ない程ですが、ご支援くださったみなさまへ…能登半島の被災者様の復興を願い、当方の活動に賛同くださった事に心から感謝いたしております。惜しみないご支援ご協力をありがとうございます!

▲ 発起人代表の和田まゆみ様(2024年パリ五輪アーティスティックスイミング和田彩未選手のお母様)

▲ 募金活動の際、実際に配って下さったチラシと頂いた活動支援金。皆様の思いの結晶と言うのか…思いやり…友情…何かこの計り知れないパワーを前に本当に言葉が出ませんでした。

発起人である和田さんの長女、アーティスティックスイミング2024年パリ五輪日本代表の和田彩未選手も、ご自身がアルバイトで貯めたお金を託してくださいました。更にご自身の周囲にも積極的にお声がけ頂き、この活動を支えてくださいました。和田彩未選手・アーティスティックスイミングについても少し触れさせてください。

災害年のオリンピック…勇気と感動を与えたアスリートたち

アーティスティックスイミング(以前のシンクロナイズドスイミング)の日本代表「マーメイドジャパン」の和田彩未(わだあみ)選手…現在早稲田大学3年は、発災当初から「能登半島のお役に立ちたい…何か出来ないだろうか…」と言う思いを抱かれ、当活動をずっと見守って下さっている一人でした。

▲和田彩未選手(提供 共同通信社)

アーティスティックスイミング競技は、全ての国が五輪に出場出来る訳ではありません。出場権を獲得するために熾烈な予選が行われる競技です…出られるのが当然なのではないんです!デュエット競技は世界で17ヵ国、チーム競技は世界でたった10ヵ国しか五輪に出場出来ません。

発災の時点で日本はデュエット競技の出場権は獲得していましたが、チーム出場は確定しておらず、1月3日からの強化合宿を敢行し、パリ五輪出場権を掛け2月に開催される「ドーハ世界選手権」に挑まれる重要な時期でした。能登半島の事を胸に抱きつつ、中島貴子ヘッドコーチはじめチームメンバー全員が〝今自分の成すべき事〟と対峙し決死の思いで挑まれていました。

私は今期マーメイドジャパンの競技曲の作曲及び楽曲構成整音を担当させて頂いており、発災から僅か7日目の2024年1月7日に東京アクアティクスセンターで行われた「代表選手のエキシビジョン」に音響確認で参加させて頂いたのですが、その時のお話を少し書かせて頂きます。

アーティスティックスイミングでは、深さ3m×30m×25mの膨大な水を使って行う競技…被災地では生活用水もままならない状況でした。〝能登の地震…多くの方が大変な状況に追い込まれている時に、自分たちはどうしたらいいのか…〟と言った複雑な思いを抱いてのエキシビジョン。世界で活躍する日本代表選手ですが、今まさに日本国内で発生した激甚災害を受け動揺が隠しきれていません。ですがそれも日の丸を背負う彼女たちの素直さだと感じます。五輪出場権の掛かった大会の前で無かったら、このエキシビジョンは中止・或いは延期されるような状況だったのかも知れません。

控室からプールサイドに向かう選手たちの背中を見ていても、これまでとは違う戸惑いを感じました。もちろん監督・コーチ陣もそれを察し、モチベーションをUPさせるべく組まれた円陣の中、能登に向け祈りを捧げる選手たちを見た時はさすがに私も胸が締め付けられました。私はこの時既に資機材の借用手筈も整え、被災地(石川県七尾市~富山県氷見市)へ行く事を決めてありましたので、マーメイドジャパン皆様に〝皆さんもすぐにでも行きたい気持ちだと思います…なので皆の思いと共に活動してきます〟とご挨拶させて頂きました。

マーメイドジャパンは2月のドーハ世界選手権で表彰台に!チーム・デュエット共にパリ五輪出場権を獲得!
今回、2024年のパリ五輪では多くのアスリートが能登半島復興へのエールを送っていたと思っています。日本国内は災害で大変な時…。アスリートの皆様は手放しで開催・出場を喜べない部分もあったと思います。でも多くの被災者様は「日本!頑張れ!」と応援されていました。これは私も少し驚いたのですが「こんな時だからこそ頑張って欲しい!」とおっしゃる方が多かったです。石川県志賀町でお伺いさせて頂いた被災者様は「災害の事しか考えていなかったけど、パリ五輪の事で心が外に向く機会になった」と、後の朗読会で発表くださいました。輪島市内でも被災されたご家庭の子どもたちが「スポーツ選手に会いたい!応援に来て欲しい!」と願っている様子も目にしました。アスリートの活躍と言うのは、どんな時もヒーローなのです。

パリ五輪での熱戦を終え帰国された和田彩未選手は「大学の学園祭の中で能登半島災害支援の募金活動をしよう!」と考え行動を起こしましたが、大学側としては〝学園祭の中でお金を徴収する行為は認める事が難しい〟との事で実現出来ませんでした。それでも、何かお役に立てる方法がないか?と試行錯誤されていました。このような経緯もあり、ご自身がアルバイトで得たお金を当募金にご寄付頂く流れに至ったとの事です。

こう言ったお話はほとんど表には出て来ませんが、多くの方々の「思いと願い」を知った者として、掲載をさせて頂きました…。相変わらずの長文になってしまい読んで頂くのも一苦労だったと思いますが、読んでくださって本当にありがとうございました!

2024年に活動カンパご支援を頂きました皆様

<第三次災害支援活動 活動資金援助>※2024年10月10日~12月2日

・村井啓一様(東京都品川区:株式会社日本ホリスティックアカデミー
・赤い羽根共同募金ボラサポ(令和6年能登半島地震 活動助成申請中)
・チーム今乃内様(当団体関東スタッフ一同)
・西田美樹子様(埼玉県戸田市:セラピースペースLuz
・佐藤裕子様(埼玉県:テルミー療術師)
・前田順子様(東京都:テルミー療術師)
・山本久美子様(東京都:IT企業社員)
・片岡敏久様 千恵子様(長野県:日置電機株式会社OB)
・西嘉一様茂子様(長野県:長野県工科短期大学講師)
・中村靖智 様(長野県佐久市:自動車整備工場 N-TECH

・中川真由美様(長野県:M&Fアート企画ピアニスト)
・槙井ひとみ様(奈良県奈良市:阪神淡路大震災時のボランティア仲間)
・珊瑚珠色様(奈良県生駒市:レインボウオーブ/公認心理師
・貝塚久美子様(神奈川県横浜市:看護師 Dear La mere ディア ラメール
・代表発起人:和田まゆみ様 竹中余吏様 和田彩未様(櫻井浩二さんを応援する会/募金活動)

<第二次災害支援活動 活動資金援助>※2024年4月25日~6月22日
協賛カンパ、絶大ご支援後援頂きましたみなさま(順不同)

・村井啓一様(東京都品川区:株式会社日本ホリスティックアカデミー
・赤沼 徹也様(長野県上田市:日置電機株式会社カスタムマーケティング部プロモーションデザイン科課主査)
・山﨑 幸様 須美江様(長野県上田市:(株)山宗建材 代表取締役社長)
・西 嘉一様 茂子様(長野県上田市:長野県工科短期大学講師・我が家の家庭菜園主宰)
・片岡 敏久様 千恵子様
(長野県上田市:日置電機株式会社OB)

・西田 美樹子様(埼玉県戸田市:セラピースペースLuz ・テルミー療術指導員)
・前田 順子様(東京都北区:テルミー療術師)
・チーム今乃内様(当団体関東スタッフ一同)

<第一次災害支援活動 活動資金援助>※2024年1月10日~2月29日
協賛カンパ、絶大ご支援後援頂きましたみなさま(順不同)

・山崎 幸様(長野県上田市:株式会社 山宗建材)
・村井啓一様(東京都品川区:株式会社日本ホリスティックアカデミー
・鈴木康記様(長野県小諸市:社会福祉施設職員

・内村由佳理様(島根県益田市:教諭)
・鍋内智博様(愛知県岡崎市)
・新田実様(富山県魚津市:株式会社新田建商
・西田美樹子様(埼玉県戸田市:セラピースペースLuz
・佐藤裕子様(埼玉県蕨市:テルミー療術師)
・前田順子様(東京都北区:テルミー療術師)
・山本久美子様(東京都板橋区)
・珊瑚珠色様(奈良県生駒市:レインボウオーブ/公認心理師
・西 嘉一様 茂子様(長野県上田市:長野県工科短期大学 我が家の家庭菜園
・中村知奈未様(島根県益田市:ウインドローズ
・角田喜昭様(長野県佐久市:会社員※銀婚式に奥様とヨットで七尾へ…銀さん
・貝塚久美子様(神奈川県横浜市:看護師 Dear La mere ディア ラメール
・山本 修様 美奈子様(長野県長野市:山本食品株式会社
・加藤昇君様(埼玉県草加市:小学校からの幼馴染

・槙井ひとみ様(奈良県奈良市:阪神淡路大震災時のボランティア仲間)
・萩原 優 様(神奈川県川崎市:イーハトーヴクリニック院長
・チーム今乃内様(東京都/埼玉県スタッフ様)
・安部美佐紀様(福岡県北九州市)
・中村靖智 様(長野県佐久市:自動車整備工場 N-TECH
・山崎須美江 様(長野県上田市:株式会社 山宗建材)
・栗原千春 様(東京都渋谷区:日本臨床ヒプノセラピスト協会認定インストラクター、鍼灸師、准看護師
・倒壊灯篭撤去「阿部んジャーズ応援団」様