5月9日<日報>:灯篭2案件完全完了!明日は大プロジェクト「釣鐘作戦!」<志賀町>

今日も志賀町での活動!。現在、志賀町では3団体が灯篭案件に対応しているそうです。私はほぼ毎日作業しているので本日までに14案件をクリアしてあります。志賀町社協様に絶大評価頂き、本当に報われる思いです。別に褒められたくて始めた事ではありませんが、一人で現場活動をしているので他の誰かが見て下さっているのは本当に心の支えになります!。もちろん!一番の原動力はやはり依頼者様のホッとしたお顔…。正直、ぐでんぐでんに疲れてしまって「もう限界かな?」と思っても、依頼者様の安心したお顔を拝見すると「まだ頑張れる!」と思うんです。で、実際頑張っちゃうんです(笑)。

本日1案件目…志賀町富来です。中庭に転がる灯篭…。この他にも家の周囲にいくつか転がっていたので、手作業で移動して積み込みを重機で行いました。

いつもは重機を現場に置いて、その間に捨てに行って、戻ってきて重機を積んで次の現場に移動…と言う流れを繰り返しますが、今回は150m程度離れたご近所!。なので本当はダメなのですが道路を重機で走ります・・・。被災地で結構捕まっていると聞いています(汗)。※キャタピラ(無限軌道)で公道を走るのは違法なのです。規則は規則ですが、激甚災害被災地なのですからもう少し何とかならないものですかね…。

違反覚悟で次の現場に移動させ、2案件混載で積み込み、捨てに行って、戻って、重機を積み込みました。

2案件目は道路から垣根を越えて吊り上げです。そもそもコレも違法(道路に機体が出ている)なんですけどね。

素早く2案件をクリアした後、明日から入る山のお寺に向かいました。過疎の進む里山にあるお寺です。本堂も鐘撞堂も損壊…。本堂からは荷物類を搬出できたそうですが、釣鐘堂は鐘ごと倒れてしまったため、解体時に鐘も壊されてしまいます…。でも歴史もあり、多くの檀家さんたちのお布施で作られた大切な梵鐘…。それを何とか引き出して救出するプロジェクトを立ち上げました。

倒壊家屋から大切な物を取り出す事が出来るエキスパート!それは「消防官」です。NGO日本警察消防スポーツ連盟事務局長の志澤公一さんは9.11の時に日本で唯一救助活動に向かった消防隊の隊長です!素晴らしい精神力・人間味・そして化け物のような(失礼^^;)身体の持ち主です!。能登半島とは全く逆の茅ヶ崎から列島横断で今まさにこちらに向かってきてくださっています!!

明日は重機で釣鐘堂の屋根を解体しながら、釣鐘を救出します!。

私が泊地とさせて頂いている氷見市久目地区交流館で色々な事を語らい、またいつも美味しいお料理(売り物です)をお届け下さっている「sympathy pastime」礒辺さん萩原さんも何と!!明日同行下さるとの事です><!!!みんな…激熱なのです(涙)。その打ち合わせも兼ねて、萩原さんの田んぼにダンプで立ち寄りました!!

サングラスで目を守らないと焼けちゃうんです!。タモリじゃないですよ?萩原さんです。
物凄い面積の田んぼに一人で立ち向かっています。新車のトラクターは奥さまに内緒との事…(ボソッ…)。

久目地区交流館…昨日「寒いから着てくださいね」と届けてくれた〝北の国から・黒板五郎仕様のジャンバー〟その隣には「るーるるるる」と書かれてありました。ですので私も〝やるなら今しかねぇ~〟と書いておきました(笑)。これって北の国からフリークには解るけど、知らない方には全く通じません(^^;

でもね!「ボランティアを応援するボランティア!!」実はそう言った後方支援が活動の70%だと私はいつも感じています。後方支援と言うのは、家から送り出してくれる家族や奥さんや旦那さん…或いは仲間やお友達…団体のメンバー等。バックアップがあるからこそ、災害ボランティアは淡々とそこに集中できます。そして被災者様を僅かずつホッっとさせて行きます。つまり!支えて下さる皆様全て、ボランティアをされていると思います。支えてくれて本当にありがとうございます!!