昨夜は久目地区の素晴らしいご温情に甘えさせて頂き、「久目交流館(久目小学校跡地)」で8日ぶりに手足を存分に伸ばせる〝教室〟で爆睡させていただく事が出来ました。本当に休まりました!!ありがとうございました。
今日はダンプに灯篭が載っている状態で、明日の朝一番に被災ゴミ仮置き場に並んで捨てて来なければなりませんので再びダンプ座席で寝ます。でも久目地区社協の「さんとす様」が、別に持っておられるお家の2Fを「いつでも使ってください」とご提供くださいました。感謝と感激が込み上げてきます。久目地区は氷見市の里山地域で、長野に暮らしている私にとっては本当に落ち着くロケーションです。
あ!あと、久目地区の素晴らしい構想をご案内させてください!!。能登半島の復興のためには、根元的な位置にある氷見市の役割が大きいのです。能登半島自体は石川県ですが、氷見市がベース基地として機能する事で能登全体の復興支援が寄り円滑になるのです。詳しくはこちらのホームページもご覧いただけたらと思います。
さて、氷見市は2月末までしか被災ゴミ仮置き場を運営しないことを決定しました。つまりボランティア活動もそこまでがリミットです。
この件に関しては他県の私が言える筋合いは全くありませんが…誰が決めているのでしょう?本当に氷見市職員や市議・市長が決めているのですか??。なんだかんだ20日程度毎日現場を見ていますが、私は到底間に合わないと思います。仮ゴミ置き場を運営するにも巨額が必要ですよね?でも市の財政で行うべきものではないと思うんですよ??国でしょ?岸田ちゃんさ~泥一つ付いていない作業着なんか着てコスプレしてないで、出すべきものを被災地に出してくださいよ。片付けにも復興にもお金が掛かるんです。地方の市や県が負担出来るレベルじゃないんです。未だゴミ置き場では高齢者が軽トラで2~3時間待ってゴミ出ししている状況です。終わる訳ないんです。お願いだから、この田舎のお父さんお母さんを助けてください。見捨てないでください!(日本国民の事を本当に考えていたら出来る事でしょ?)。
とにかく!時間が足りない。今回私は「最長5日間」の第二期活動を予定していました。でも間に合わないんです。必死に頑張っている社協職員さんや市民の皆様を目の当たりにすると「あと一日!あと一日!」と伸びてしまうんです…。で、いよいよ帰ろうかな~と思ったら長野の大雪で嫁さんから「今は帰りつけないと思います…」と電話(笑)。なんやかんや今日で第二期支援活動も9日目…明日で通算20日かな?。更にダンプ・重機を走らせるカンパお申し出も頂き、益々帰れない?(帰らない)で腰を据えた活動へとまっしぐらです(※カンパ受付は終了しています)。
でもね、人生の中のこれっぽっちの時間…誰かの役に立てるのなら全霊で取り組ませて頂きたいと思います。「櫻井なら役に立つ!コイツなら託せる!」そう思ってカンパ下さった同志皆様の思いと共に精一杯活動させて頂いております。毎日移動するダンプの中で、カンパ下さった全員のお名前を呼び「ありがとう!」と言いながら駆け巡っています。それが日課になっています。皆で走らせているダンプ!重機!!頑張っています。
▼ 本日の様子…動画でまとめさせていただきました。
唐突な話ですが…現在カタール・ドーハで開催中の「世界水泳大会」。マーメイドジャパンが昨日メダルを獲得しました!!本大会は夏のパリ五輪出場の掛かった大切な大会です(デュエット競技は既に出場権獲得)。まだチームフリールーティーンがあるので応援お願いします。
私は16歳の頃からの夢だった「アスリートの為の音楽を描きたい」と言う漠然とした夢を、3年前に長野アーティスティックスイミングクラブ様の競技楽曲を描かせて頂いた事で叶えて頂きました(日本選手権で堂々の3位表彰台)。その後、マーメイドジャパンの競技曲もご依頼いただきました。40年も抱いていた夢を叶えて頂けたんです…。ですので今回そのご恩返しをさせて頂きたいと言う思いもあります。震災とアーティスティックスイミング(旧シンクロナイズドスイミング)…関係なさそうですが、アスリート皆様は、日本復興の思いを演技の乗せて強豪国と闘っています!!石川県の木島萌香選手も頑張っています!。今、皆さんそれぞれがご自身の役割を精一杯頑張っている!という事なのだと思うんです。七尾市で被災直後からコンビニを開いているオーナーさん…被災地の悪路をユラユラさせながら配達する宅急便や佐川急便のトラック…或いは遠く離れた県で、精一杯日常をこなされている皆様全員が、富山石川新潟復興!そして日本復興のレギュラーメンバーなのだと私は思います。