2月6日<日報>:皆様のご協力で走るダンプ!重機!<愛が時代をつくる時>

順序時系列が逆ですが、今(PM20時)私は氷見市の久目地区の「久目交流館(久目小学校跡地)」に来ています。第二期支援活動開始から8日間…ずっと3tダンプカーの座席で寝て来たのですが、膝下まで泥に埋まったりした作業着や靴で乗り降りしている運転席…寝るときはその上にブルーシートを被せているものの、昨夜は一晩中雨みぞれで窓も開けられず、まるで映画で見るベトナム戦争の兵隊?或いは塹壕の中で仮眠する兵隊のような環境に近づいてきました(汗)。連日、結構ハードな作業が続いている物の体力的な疲れは未だ出ておらず、自分では「まだまだ大丈夫!余裕だ!」と思ってはいるものの、気持ち的な部分では「背中や足を延ばして寝たいなぁ」と少し思い始めていました。

ですが「今更ホテルに宿泊したら甘えが出て気持ちが折れるんじゃないかな?」等と言う、なんとも私らしい理屈的な思いもあったので、ず~っと淡々と「作業後に温泉施設で体を洗って弁当食べてダンプで寝る」を繰り返してきました。

今日は、昨日壊しきれなかったブロック案件をAM7時から開始し、9時30分に社協ボランティアセンターへ戻り、そこから今度は「阿部んジャーズ(平日なので3名体制)」の一員として二軒の灯篭数基を丸太コロや重機を駆使して搬出。そんなこんなで「いよいよホテル泊まるかな?」とこぼしました所…社協澤田さんから「つてがあるので行ってみませんか!?」と紹介いただいたのが、今いる「久目交流館」なのです。大きな学校に、私一人が宿泊している状況です。

▼ PM8時。久目地区交流館に到着しました。この地区の社協の上野様・さんとす様が先回りをして部屋(教室に畳を敷いてコタツを置いたお部屋)を暖め、コタツスイッチをONにしてくださっているとの事。玄関前の看板を見て胸がいっぱになる(涙)…。こんなおもてなし、他にあるでしょうか?。

案内図の通り部屋に進み、その部屋とコタツの暖かさと清潔さに感極まりました。

教室(今夜宿泊するこの部屋)の前後には黒板があり、チョークアートが描かれています!凄い作品です!!

今夜、私は一人この場所で最高のおもてなしに癒されながら平らな場所…短めの手足をフルに伸ばしきった環境で熟睡させて頂く事が出来ます。地球の裏側では戦争があり、略奪があり、殺人がある今…私は被災された方々の暮らす氷見市久目地区で、人間の持つ最高最上のおもいやりを堪能させて頂いているのです。人間の至らなさ(自分の至らなさも含め)に腹を立てたり呆れたりして過ごしていましたが、本日この瞬間「人間はまだまだ捨てたもんじゃない!やっぱり愛や思いやりが時代を作るんだ!!」と確信を持てた気がします。ちょっと感極まっているので変な文章ですが、窮地にあり疲れて倒れそうな時に手を差し伸べて下さる方がいる事…その事がこんなにも私の感情を揺さぶるのです。

明日からも精一杯、氷見市のお役に立てるように頑張ります!!久目地区のみなさま!本当にありがとうございます!!

また、ダンプカーに寝泊まりしながらボランティア活動を行っている私を、看護師のお立場で心配され案じて下さっている「Dear La mere」主宰、訪問看護師のKUMI様には〝とにかく無理をしないで休んでください!可能なら宿もとって下さいね!
〟と度重なるカンパご支援を頂いてしまいました…。こちら久目交流館は能登半島方面のボランティア様に対しても、今後、基地として無償提供をして行かれるとの事ですので、カンパ頂きました額面分をそのまま機材延長借用の費用として使わせて頂きたいと思います!!自分で言ってしまうとアホみたいでいけませんが、私と機材は微力ながらお役に立て頂けていますので、一日でも長く運用できる事は大変ありがたい事です!!KUMIさん本当にありがとうございます!!皆さまの思いを、確実に被災地にお届けできるように、あと数日!真心を込めて挑んでまいります!。

さて…本日の動画内にも出て頂いております株式会社 H.S.FINE」の竹越光弘社長は、人力では到底持ち上げられない倒壊灯篭を割る作業を、社員総出のボランティアで挑んでくださっています。会社経営者である社長としては、社員に給与を支払うために少しでも利益を出して行かなければならないお立場です。でも、一日も早い氷見市の復興の為に持ち前のプロの技術と尋常ではない労働力を会社として提供下さっています。本当の意味での「地域社会のための会社」です。

また、今回この久目交流館をご提供頂くにあたり、同地区で喫茶店を営まれる「cafe風楽里(ブルーベリーと山の幸いなか ふれさか)」の店主、上野様、そして久目地区の社協理事長「さんとす様」にも絶大なるご支援を賜りました。

今回、氷見にボランティアに来なかったら、恐らく一生会う事も無く終わった方々です…。でも!こうして皆様のご温情に触れ、私にとって氷見市や久目地区が生涯忘れ得ぬ土地となりました。人と会う事…そして感じる事…それを人生と呼ぶのかもしれないと心から思う夜です。

今夜は思い切り手足を伸ばして、旧久目小学校の教室を転がりながら爆睡させて頂きます!!明日も頑張るぞ!!

被災地で音楽云々と言うのはまだ時期尚早!そういうのは好きではないのですが、本日の動画のBGMは2000年に制作した歌「愛が時代をつくる時」を使ってみます。