今日で「第二期支援活動」に入り1週間。ダンプ宿泊(ホテル・ダンプ・イン)6泊目です。もはやダンプじゃなきゃ眠れ無い!?そんな領域に入ってまいりました…。毎朝~毎晩、社協の駐車場で暮らす私に挨拶してくれる職員さんや住民の皆さんとも馴染みになりつつあります。
別に資金勘定をしながら参加している訳ではないのですが、とにかく1日でも長くダンプ・ユンボの借用費用に充てたい!そんな思いで始めたダンプ泊です。1週間の宿泊費用=およそ9万…。9万あれば重機を3日長く借りれます!3日あれば数件のニーズにお応えできます。全体数から考えたら僅かな事なんですが、小さな事の積み重ねは大きいと信じています。
今日は、今や氷見市内で有名になりつつあります〝倒壊灯篭撤去技術集団〟「阿部んジャーズ」さんとチームで活動させて頂きました。アベンジャーズじゃなくて〝阿部んジャーズ〟です。この日誌でもご紹介させて頂いている氷見漁港の漁師さんである阿部さんが、どうやったら数百キロある灯篭を安全に搬出できるか?と、漁師ならではのロープワークや自作網を考案し、同市社協の澤田さんとの試行錯誤を経て結成された特別ユニットです。
基本的にはみんな「オヤジさんたち」です。でも!超重量物のレールクレーンを操る技師さんや、身長180㎝超えのバリバリ体力のある方や、淡々と周囲の安全に神経を配る仲間で結成されています。
ただ…〝阿部さん=阿部んジャーズ〟・・・この辺りが何ともベタベタな田舎の集団っぽくて大好きなんです。被災…被害に遭われた正月から一ヵ月。まだまだ心の傷は癒せるはずがありません…でも!塞ぎこんでいたら片付かないんです!毎朝庭を見て「はぁ…」とため息を付いていたら復興などできるでしょうか?倒れそうなフロック塀を気にしていたら復興など出来るでしょうか??。ひとつひとつ「ホッとした」を増やしていく事が大切なんです。
今日の日報は写真ではなく、思い切って動画のみで行きたいと思います。床が泥だらけのダンプの中でどこまで編集できるのか?「それに挑んだ作品?」でもあります。宜しければどうか終わりまでご覧ください。
明日は一般ボランティアはお休みの日です。でもダンプ・重機を寝かして置きたくないので活動をします。