1月20日<日報>:第一期活動終了しました
3tダンプ1台、コンマ01(2tユンボ)、ハサミアタッチメント、等の重機機材と活動費の一部を有志皆様からカンパ頂きながら災害支援活動を行うと言う趣旨でした。最近では「クラウドファンディング」等と言う仕組みもありますが、私を知っている方で、この活動に共感してくれる方。そして「何かしたいけどどうしたら良いか?」「募金も良いけどもっと具体的に被災された方の役に立つ使われ方を希望する」と言うような思いを具現化するために計画させて頂きました。実際に述べ35tのゴミ搬出や生活用水搬入、11日間でおおよそ1500kmを走破しました。
正直、11日間の工程(計画準備を入れれば半月以上…)でたった40t未満の作業しかできなかったのか…と言うのが本音です。ゴミ受け入れさえスムースなら、10日で100t搬出も可能なはずです。私の中では35tは悔しい思いもあります。現地でも僅かながら当方の活動を認めて下さり要望を頂ける所まで信頼関係を構築してこれたので、恐らく再び行く事になるでしょう。その時までに石川県の重量物搬出のダンプ荷下ろしが許可されている事を切望しています!。被災ゴミ仮置き場が24時間受け入れしてくれれば、私のような者には最高なんですけどね。9時-3時(七尾は4時)では、混雑ばかりで待ち時間が無駄です。1日10トンは運びたいです。
▼ 20日AM3時…黒部のヨットをベースキャンプにしようと計画したのですが、黒部⇔能登の往復は現実的ではなく、結局ヨットには2泊しかしませんでした。本当なら七尾港までヨットで行ってベースキャンプにしたかったのですが、そうなるとダンプと重機はどうやって運ぶ!?って事になりますし、冬の日本海はリスクも大きいですからね…高岡市のビジネスホテルをベースにしました。それでも通勤距離往復60~100kmなので決して近くありませんが救援活動の邪魔にならないように配慮する必要がありますし、同時に地域経済を活性化させるために、被災県・市の産物を買う等の配慮も大いに有難い事ではないかと思います!。
▼ AM7時30分。4時間半も掛かりましたが、まずは機材返却のために長野県上田市へ着!山宗建材様に無事帰着のご挨拶でお邪魔しました。11日間乗っていたダンプ…もはやコレが私の通常の愛車になりつつありましたので、返却は少し寂しい…。今まで借りたダンプの中ではダントツの性能でした!(乗用車売ってコレ買おうかと思う程です)。
AM11時30分。更に30分内陸に走って佐久市小諸市の境にある自宅へ着。嫁×1 猫×2と10日ぶりに再会。「あなたならきっと役に立つ!是非行って来て!」と送り出してくれた嫁さんも当作戦の功労者の一人だと思います。下支えがあればこそ、頑張れた11日間。私はどんなに汚れても、350km走れば今までと変わらない暮らしがあります。でも被災地では今も水が出ない…屋根の雨漏り…余震の不安…ごみ問題などで心をすり減らされている方が多いのです。息の長い支援が必要です。同じ国で同じ時代を生きている者として、一緒に考えながら着実に一歩一歩進んで参りましょう。
▲ 荷物も車にのせたまま…とりあえず風呂入って寝ます><!その後スッキリと目覚め、氷見の漁師の安部さんから頂いた高級魚!「ヒラマサ」をさばきました。大きい魚なので、これで1/3なんです!!ちなみに…長野県にはこの魚は住んでいません(^^;…。カマ(頭)も内臓も落として鱗や血合いも処理して下さってあるので、素人の私にも何とかおろせました!(ちょっと下手だけど)。美味し…涙。それ以上の言葉がありません。
溜まりに溜まった本業を真剣に丁寧に取り組んで、今一度現場に最適な最高スペックを整えて第二期作業に向かいます。