輪島市「山崩案件」湧き水抜き作業

今日はかなり疲れています。朝6時から準備をして7時に現場に入り、崩れた山から染み出て来る(湧き上がって来る)水の道を作って排水を試みます。余りにもズブズブで重機も走れず何も出来ない状況を改善したいのです。

▼そもそもこの危険案件を一人で行っていて大丈夫なのか?と本気で思います…でも手元の割り当てはありませんので一人作業が続いています。事故があっても誰も居ませんから、何よりもそのような事態にならないように慎重に作業を行っています。
水があっても水の下が沼ではなければ重機も突進可能ですが、沼に嵌まってしまうので動かなくなったり、横転する等のリスクが絶えずあります。そもそも重機にとっても泥水はNGなので、この水・沼化を何とかしなければ先に進めないのです。

日報動画

動画や写真では、水のない地面(島?)に乗れそうに見えると思いますが、この部分に足を置くと長靴の上まで沈みます。とても歩けません。

この水の道を作る作業を行っていたところ、同じような現場で作業をされている方(三重県の小西さん=土木系の行政書士)も、一人作業との事を伺いましたので、助っ人に行ってきました。

フレコンパックにドロを入れる作業と言うのは一人では本当に大変な作業になります…。少しでもお役に立てればと、小西さんのミニユンボに私が乗って、指示通りに掘削後、今度はフレコンに泥を詰め込んで行きます。

▼ その後、暗くなってから自分の現場に戻り、明日からの雨対策(雨で泥が流れないように転圧)をして本日の作業を終えました。朝7時から夜7時まで…また昼飯を飛ばしましたが、明日から泥搬出ダンプで応援に入る武田さんが前入りして美味しいお好み焼きを持って来てくれました!!「少しでも暖かい状態で届けよう」と、保温バックに入れて持って来てくれました(涙)。それ以上に暖かかった。武田さんありがとう(^^!
明日は雨ですが、ダンプ2台体制で泥山搬出を行います。