猛暑長期滞在・・・そしてオプピンチ!?(機関沈黙)

8月1日夜9時半に出発!一時間程北上した場所にお住まいのBossaさんとSAで合流して一緒に黒部のホームポートへ向かいました。2日AM0:20、無事にヨットに到着。一眠りしてAM9時からBossaさんのジブファーラーフォイルの折れ曲がり修理をお手伝いしました。想像以上に大変な作業でした!と言うのも・・・怪力で曲げましたらアルミのフォイルが折れてしまったのです^^;
「あ・・・破壊と創造!?」と笑いつつ、作業は一気に本気モードへ(笑)炎天下での厳しい作業でしたが集中力を維持しつつ、夕方6時には無事に納得の修理が完了しました~!(折れた部分の外層のみをサンダーで削って中の芯を残し、そこに余剰分の外層をジョイントしました)

▲ ハーバーのフェイスブックにUPされた写真です。Bossaさんレプトンさんとオプです。

滞在2日目(8/3)

Bossaさんは昨日の夕方18:45発の新幹線で長野へとお帰りになりました。皆が帰った後のハーバーは結構寂しいものがあります^^;エアコンをギンギンに効かせて明け方まで仕事を片付けて、夜明けとともに睡眠!起きたら11時(笑)自艇のエンジンメンテをしなくてはいけないと言う思いはあるのですが、余りの暑さに作業出来ません。滞在2日目(8月3日)は、ダラダラと過ごしてしまいました。でも!それでも何かしなくては!!と、コックピットの座席チークを磨いてみることにしました。「Star brite プレミアム チーククリーナー & ブライトナー & オイル」と言う商品を使います。

▲この三本を使って洗浄・ブライトナー・オイル塗布を行ないます

▲この状態が最初の色です。そんなに汚れていませんが、チークの色は飛んでしまっています。

▲洗浄剤の後、ブライトナーを使い、乾燥した様子です。「木の色」が復活しています。

▲そこへチークオイルを塗りました。軽く1度塗りですが鮮やかになりました。

と…このような楽な作業をして〝やったような気〟になっていた訳ですが、それでもやはり「エンジン見ないとな~」と内心では妙な焦りも感じていました。でもいくらなんでも暑すぎて集中できず、今日はココまで~!です。
夕方、レプトンさんと一緒に船台の上のヨットでビールとスコッチを片手に(いや!両手にです)生地(いくじ)の花火を眺めました。この生地の花火は特筆すべきものがあるんです!普通の打ち上げ花火とは少し異なり、猛スピードで走る漁船の上から、火をつけて花火を海へ投下します!その数秒後、水柱とともに半円形の花火が海面に広がります!

↑これは通常の打ち上げ花火です。↓こちらが、海面で炸裂する花火です。

滞在4日目(8/5)石田納涼夏まつり当日!

滞在3日目(8/4)も、結局暑さにメゲてしまい気になる機関メンテナンスが出来ぬまま休息日として過ごしました。夜は角マ丸さんと兄ちゃんが自艇に来訪頂き宴会~!暑気払いには、やっぱりコレが一番です^^!
そして滞在4日目の今日!いよいよマリンフェスティバルでの「ヨット体験乗船」の為に船を浮かべました。エンジン1発始動!スムースに港を出て、ホッとしていた次の瞬間><!!!

ゴトゴトトトト・・・とエンジン停止><!今までこんな風にエンジンが止まったことなど無いので、これは極めてマズそうだぞ~と思いました。
ひとまず流されて岸壁に当ったら事故騒ぎになってしまいますので、セイルを出してちょこっと避難。そのあとエンジンを覗き込み、「燃料ラインのトラブルだろう」と予測してエア抜きを開始。でも、全くエアが抜ける気配がありません。「何か詰まった!?」と、今度はユラユラする船の中で燃料ラインを分解。暑いし揺れるし…「んん~これは助けてもらって港に帰ろう!」と判断しまして、角マ丸さんに電話^^;すぐに兄ちゃんと駈け付けてくれて曳航して頂いて帰港。いやぁ~初めて曳航救助を経験いたしました!角マ丸さん救助本当にありがとうございました!!それにしても、前回の「七尾まんでまいツアー」の途中で止まらなくて本当にラッキーでした><!

と・・・桟橋に戻ってから、炎天下で必死にエンジン回復を試みましたが、単純なエア噛みだけではなく、回ってもアイドリングで止まってしまったり、回転が安定しなくなってしまいました。結局、体験乗船への出艇はリタイアして分解を開始しましたが、たぶん燃料のゴミが噴射ノズルに詰まったのでは?と言う事と、噴射ポンプ破損かな?と言うのが今のところの目星です。噴射ノズルは取り外して持ち帰りました。

暑さに負けて、楽ばかりしていた私への警告かもなぁ~。何とか今月中に再起できるように部品調達後、今度は「修理」へと向かいます。秋のセイリング日和に安心して出港したいです。頑張れ自分^^;

と言うわけで、私は体験乗船不参加になってしまいましたが、他4艇の皆様で無事に進み、ゲストの皆さんも「気持ちいいね~!」と喜んでおられました^^!出艇長そしてサポートボランティアの皆様、お疲れさまでした!