久々に海へ!黒部⇔九十九湾セイリング※ムービーあり

思えば約2ヶ月…完全無休日で働いておりました(汗)弱小自営自由業者の私には労働基準もヘッタクレもありませんので、ほぼ1日15時間以上(3日に1度は完徹)の作業でした(笑)でも制作をさせてもらえる事そのものが本当に有り難い事ですので、没頭!集中して楽しい制作になりました^^!ご依頼頂いた企業様にもご満足頂けたので、ご褒美の「海辺長期滞在」です。

ヨットの元へ到着~!車から荷降ろしして艇に運び入れていると角マ丸さんが〝日課〟の早朝セイリングに来られました(笑)セイルを新調され、スタックバックも自作されました!1針1針手縫いで作られたスタックバック!見事な出来栄えでした。角マ丸さんのエンジンから白煙が上がっていたのですが、給水口(インペラ前のホース)詰まりが原因だったので一瞬で修理完了!ついでにずっと硬くて動かなかったエンジンストップワイヤーの不調も修理出来ました。角マ丸さんを海へとお見送りした後、私はオートパイロットの緊急修理。夏祭りの体験乗船で幼い園児?と母親を乗せたのですが、オート操船中に何と園児さんがラットによじ登ってしまい、バキっと行ってしまいました(涙)幸いにも固定外輪の付け根のビスが折れた状態でしたので自力で直せましたけどね…涙。

夜はハーバーマスター、レプトンさん角マ丸さんとささやかに宴会です。こんな楽しいひとときがこれからずっと欲しいなぁ…と切に願うオプです。良い仲間(仲間と言うより先輩たちですが)に恵まれて本当に有り難い。私も、やっと「仕事終わったんだぁ~!」と安堵感に包まれ始めました(笑)

往路
石田帆友会全4艇で、およそ52Km先の九十九湾(つくもわん/石川県)へ向かいました!

曇天ですが、徐々に晴れると言う予報です。穏やかな海。風もないので、のんびり機走です。

でも!振り返ってみると出航した町にザザ降りの雨が!いやぁ~良いタイミングで出航しました(笑)

ムムっ!?・・・今回も、海で拾ったネコの「まりん」を連れて来ました。あと1ヶ月程度で推定1歳になるのですが、既に拾ったときの倍の体重になっています。

まずは艇内の再確認作業のようです。窓から海を眺めています(笑)

ちょっと思い出して余裕が出てきたのか?デッキにも時々出てきます。でも…手伝う気は全くなさそうです。

レプトンさんの艇、船名もレプトンですが、造船所製造の名称も「レプトン」です。このヨットは関東自動車工業製造で横山晃さんのデザインによる銘艇です。バラストキールが船底の2/3の位置にある場合、サバニ形状と呼ばれるようですのでレプトンもサバニです。

このカラーは、製造時のオリジナルカラーのようなのですが、前々から何か見覚えのある感覚…何故か懐かしさ?さえ感じる不思議な感覚・・・「何だろう?」と、ぼんやり眺めておりました。

ああぁ!!コレだぁっ! 謎が解けました(笑)©フジテレビKIDS キャラクターデザイン引用

珍しく私の所へ来たネコのまりん…単なる餌の要求のようです。お昼になりました。

角マ丸さん「観音開き」で上手に風力を使っています。だいぶエンジン負荷を軽減できるようです。

今回Bossaさんには流体力学のエキスパートでもある20代のクルーさんが同乗されています!Bossaさんも物理学の専門家ですから、もはやBossa号は科学艇。でも、時々無線の後ろから、非常にのどかなハワイアンやボサノヴァが聴こえてきます(笑)

Bossaさんの美青年クルーです!昨年乗り来られて「船酔いした~」と言っていましたが、根性で再び登場!!しかし寝不足も重なり今回も再船酔いされたそうです。でも!徐々に回復され、もはや向かう所敵ナシです(笑)

振り返るとレプトンさんも観音開き+傘?で帆走中!

んんん・・・すみません。もはや、このようにしか見えなくなってきました!

と言うか、もうこんな感じに見えてきました!(笑)©フジテレビKIDS キャラクターデザイン引用

そんなこんなで、みんなでワイワイと楽しんでいましたら、小木の港が見えてきました~!ちょっと風も出てきたのでしばし帆走を楽しんでいます。下の写真はNewセイルの角マ丸さん。

そしてこちらはガチャピ…いや!レプトンさんです。

Operaをビデオ撮影下さっているBossaさん。ありがとう御座います~^^!

午後3時頃、九十九湾の中の入り江に槍付け。私は「何事も経験!」と思い一人で果敢にチャレンジしましたが、案の定舳先をゴツンとぶつけました(笑)横風が少し強く、流されてしまって大変でした~。下の写真はBossaさんの槍付け作業を皆で「あぁ~だこ~だ」とお手伝いしている所です。船頭が多いと言うより、全員が船頭ですから特に面白いです(笑)

足軽なレプトンさん角マ丸さんが先に仮設浮き桟橋に艇を舫って置いて、他の艇の係船を手伝ってくれました!こういう所も本当に素晴しいなぁ~と思います。下の写真では、今まさに対岸からレプトンさんがアプローチしてくる所ですが、自分の事は後回し…そんなスタンスが粋です><私も見習って行きたいです。

カメラを持って対岸へ…。こんな様子で石田帆友会全艇が綺麗に槍付けされました!

左から「Bossa」ガチャピ…違った!「レプトン」「Opera」「角マ丸」です。

角マ丸さん。

すみません…引っ張りすぎまでした^^;こちらがレプトンさんです。

Bossaさんとクルーさん

自艇Operaの「まりん」さん

復路
昨夜は本当に静かで最高の船内泊でした~!目覚めの良いまりん…離岸準備で慌しい中、デッキに出てきて見回り中です。

皆で九十九湾の中を散策中です。こういう海岸線をフィヨルドって言うのかな?何かワクワクする湾です^^

秋の朝の清々しい日差しと背景の緑に映えるレプトンさん。機動性を生かして細部まで水深や地形を調べてくれました。

こちらは角マ丸さん。

Bossaさんは日焼け止めを塗っている最中?※この辺りでレンズ交換をしたのですが、絞り調整のダイアルに触れてしまい、明るく映りすぎてしまいました(汗)

絞り調整ミスを誤魔化すには、モノクロが一番!(笑)歳のせいで色彩感覚が衰えたのか?最近はモノクロの画像・映像の方が好きになってきた私です…。

まりんも海の綺麗さが解るのか?ずっと水面を見ています。

九十九湾から外に出て、黒部に向かいます。舳先でひなたぼっこの嫁さんとまりん。

艇が帆走できるほどの風は吹きませんでしたが、秋空の元、気持ちの良いご褒美の海でした~!

Music Video Log ご覧頂けたら幸いです※音量にご注意下さい

今回のビデオは8分32秒と少し長めです!最後の方までご覧頂くと「特典?」として、レプトンさんと角マ丸さん(石田帆友会の新喜劇コンビ)によります、台本無し!打ち合わせ無し!の無線交信を収録(笑)まぁ~ご本人たちはコントのつもりではないのですが、お二人のやりとりを聞いていた私は、笑いを堪える事に必死でした。