2016年10月22~24日「ラダーポストからの浸水対策工事!(後編=組立+更なる問題を発見!)」

昨日購入した「グランドパッキン」を封入し、組み立て作業に入りました。
分解よりも組み立ての方が簡単な箇所もありますが、この極狭空間と修理箇所特有の位置関係により、非常に非常に非情なまでに?困難な組み立てでした(汗)ほんと…分解したことを悔やむ位に大変でした。
ですが石田帆友会の角マ丸さんや瀬戸内海のヨットマン(Mr.Kawakami)さんが、現場監督のごとく見守ってくださり、何とか3時間程度の作業で組み立てる事ができました。
レプトンさんの用意周到な工具準備にも本当に助けられました!ラダーを持ち上げる際、車用のジャッキがあると、すこぶる作業性がUP!ありがとうございました^^!

さて…肝心な結果ですが…
結論から申し上げますと、グランドパッキン分部からの浸水は完全になくなりました!上出来です^^
しかし・・・シャフトを上げ下げした際に、「あれ?この筒が動くってことは、ココから水が入るよなぁ?」と思っていた分部から、案の定浸水が起こりました(汗)下の図でご説明させて頂きます。

この図では、かなり大袈裟に隙間を書いてありますが、実際はこんなに隙間はありません。本当に極僅かな隙間です。抜いたシャフトを入れるときに、同調して僅かに動いた程度です。それでも、水の特徴である「毛細管現象」で、沁み上がってくる訳です…(と予測しています^^;)

この対策として、次回は下図のようにシャフト外周のパイプとポスト接合部分(浸水箇所)に、エポキシ系パテを一回り施工しようと思います。

結局、シャフトパイプとポストの接合も経年劣化があったと言う解釈です!
本当なら、船底側からも施工すべきかと思いますが、正直「再度シャフトを抜く」と言う根性が沸いてきませんので、ひとまず上図のような施工を試みて、水が止まるかどうか?を実験してみたいと思います^^!