今日は情報量が多いです(^^!倒壊灯篭撤去集団「阿部んジャーズ」の作業日報と、昨日~今日と長野からボランティア活動に参加くださっている山崎ご夫妻のログを掲載しますが、時系列に並べられないので先に山崎様活動の様子から掲載いたします。
長野県上田市からのボランティア活動ログ(2日目)
AM9時、氷見社協ボランティアセンターに集合!宮崎弁ナレーションによるラジオ体操で体をほぐします。ナレーションの面白さに笑顔でラジオ体操される山崎ご夫妻。
その後「マッチング」と言う作業に入ります。マッチングとは、本日実施する作業内容に対して人選をするものです。例えばですが、引っ越し屋さんの経験がある方がボランティアに来ていたら、その方は「建物からのタンス類搬出作業」のチームにとってありがたい存在になりますよね。可能な限り適材適所でよりよい活動をして頂くために大切な作業です。写真は、氷見市社協 山田先生率いる案件(建物内からの家具類ほか搬出撤去作業)のマッチング+作業説明の様子です。みんな真剣です!。中央が山﨑夫妻。
今日も雪こそ降りませんでしたが天気は悪く、みなさん本当に大変だったと思います。ですが黙々と集中されながら作業されている様子が写真からも伝わってまいります!。山崎ご夫妻はお昼に活動を終え、久目地区社協の上野先生の経営するお店「cafe風楽里(ブルーベリーと山の幸いなか ふれさか)」でお食事して頂いてから長野県へとお帰りになられました。
ボランティアに来て更にこのように地元でお食事していただく事!実はこれこそが本当の意味での復興に繋がる大切なアクションだと思います。それに、このお店は本当に美味しいし落ち着く雰囲気なので、是非とも立ち寄って頂きたいと思っていました(^^!この写真、このままCDジャケットになりそうですね!?曲のタイトルはどんなのが合いますかね?(笑)。2日間、誠心誠意活動頂き、その上に私の陣中お見舞いありがとうございました(^^!お疲れ様でした~!!
倒壊灯篭撤去集団「阿部んジャーズ」の作業日報
氷見市社協で依頼を受けた倒壊灯篭案件は、約90件。おおよそ200基の灯篭全てを撤去完了させました。でもこれだけの数を社協レベルで撤去する等という事は日本初でしょう。そもそも素人が対応できるものではないのです。1ミスで重大事故につながる危険作業ですし、一般的にお断りするのが普通です。富山県内でも「手で持ち上がるサイズまで」「道路に出てしまった物のみ市が回収」と言うようなものが限界で、社協レベルで1基で2tもあるような灯篭を片付ける事はまずありえません。でも…それをやってのけたのが氷見市社協。そしてボランティアが集結して作り上げた倒壊灯篭撤去チーム「阿部んジャーズ」です。
全ての受諾案件は終えたのですが、キャパシティーを超えた段階でお断りしていた物もあります。今日からはそんな〝お断りさせて頂いていた市民の方に、特別に「おかわりTIME」として活動しています〟。
AM9時30分~第一案件。本来ならダンプの上から物を掴むのはNGなユンボ運用ですが、こうしなければ出来ない案件。「緊急性」と言う概念で実施しています。文句を言うのも上げ足を取るのも簡単ですが、それでは倒壊灯篭は1ミリも動きません。でもそもそもですが、罰則自体がありませんから気にしていません(^^;…(※ユンボで一般道を走行するのは道路交通法違反なので罰則があります)。
午前2案件目は写真なしです。作業効率と安全性を確保するために「公道+歩道」をお借りしています(^^;(※お借り=勿論、無断でですw)超絶本気モードの時は、だれも撮影など出来ません。
午後3案件目も写真なしです。集中しているという事と、各自が自分の動きを完全に把握しているため、驚くほどの速度で作業が進みます!そのため写真を撮る間がないんです。
午後、本日の4案件目。壁越しに倒壊灯篭を撤去するパターンです。特に畑側からアプローチなのでクレーン車では入れません。キャタピラーのユンボならではの案件です。写真左:高木さん、右:魚谷さん。
▲ 今日も安全第一のスリングを掛けて頂きました。阿部んジャーズの阿部さん(氷見漁港漁師さん)と、武田さん(柔道家/柔道整復師)。
本日は何と5案件目にも挑戦!「最後はゆっくり味わいながら?皆で運びましょう!」何て言っていたのですが、到着するやいなや…全員が灯篭を手早く運搬(笑)。最後は社協の澤田さんが動画で締めくくります!「やっぱ我らがコーディネーター!バシっと締めくくってくれますね~!(笑)」(以下、動画参照)
私は27日(火)までフルタイムで活動をしてから28日深夜に帰るので、あと丸2日間ありますが、土日に活動に来て下さるボランティア皆様とお会いできるのは今日が最後でした。いつも笑顔で元気に労いあい、挨拶を交わしながら共に活動をしてきた方々に、今週火曜日に活動を終えて長野に帰る旨をご報告して、これまでのご親切に感謝をお伝えしました。
▲ 阿部んジャーズとしても、また他の多くの案件にも誠心誠意活動をされている魚谷さん。
▲ 良く災害ゴミ仮置き場で会いましたよね!たくさんの方の心の重荷…災害ゴミを何度も何度も運搬されていました。油谷さん。
▲ 土日祝日、ずっと富山市からボランティアに駆けつけて下さっています。「暇やから~」何て笑っておられますが、少しでもゴミを拾い集め、僅かでも!半歩ずつでも前に進む事の蓄積の力を知っている世代…ボランティアは異業種+世代を超えた英知を体験できるのも魅力ですね。いつも笑顔で迎え入れて下さった中坪さん。
あと2日間!気を引き締めて活動させて頂きたいと思います!
※明日は「久目交流館」で「お疲れ様会」が開催されますので日報は掲載できないかも知れません。