2月12日<日報>:皆様のご協力で走るダンプ!重機!<阿部んジャーズ!4案件回収!>

今日は再び(株)たきでん 大瀧社長が、ユニックトラックで来てくれるので、ユニックでしか回収が困難な巨大灯篭を4案件飛び回ります!!。「ユニック+人力」が必要な案件ばかりですので、パワーに自信のある方をスカウトして合計5名、ユニック1台、ダンプ1台で動きます。

阿部さん、大瀧さん、加藤さん、菅沼さん、櫻井が本日の「阿部んジャーズ」です。加藤さんはダム建設等にも携わる方!ダンプ誘導の声も凄く大きくて安心感抜群です!菅沼さんは、「日本警察消防スポーツ連盟」所属・愛知県の消防士さんで、同連盟のラグビー選手でもあります!馬力が凄いんです><!昨日から大活躍頂き、本日は午後に帰られるのですが、ギリギリまでお力をお貸しいただきました!!

最初の一件目…もうこれだけで3tダンプも満載状態です(汗)。

左から:依頼者様/加藤さん/菅沼さん/阿部さん/大瀧さん/(櫻井撮影)

本来ならAM11時まで災害ゴミ仮置き場に入れば捨てる事が出来るルールなのですが、ゴミ置き場そのもののキャパが機能せず、10時半に「受付終了!?」。そのまま午後の1時まで待っているのは勿体ないので、2件目の灯篭も積みこみました(世間ではそれを過積載と呼びます^^;)。そして11時30分から一人で被災ゴミ仮置き場に順番待ち待機!。一番に並んでいます!仮置き場に何十回も通った中で初のポールポジション!。

要するに、社協での昼休みをすっ飛ばして順番待ち待機なのでご飯がありません。まぁ~普段からデタラメなリズムで生活しているので全く大丈夫なのですが、漁師の阿部さん…「私の握ったおにぎりで良かったらあげるよ!私は戻ればカップ麺とかあるし~!」と言って、私に巨大オニギリを渡してくれました…その15分後、今度はカップラーメンも持って来てくれたんです(涙)。阿部さん!なぜ人の為にここまで優しくなれるんだ!?…。

12:25分。ようやくゴミ置き場、午後の部のゲートが開き路上停車から駐車場へと進入。アッと言うまに満車になります。更に40分待機しなければゴミを捨てられません。この待ち時間…恒例の〝おしゃべりTIME〟となります。数日前から一人で何回も運んでいるおじさん(昨日の写真にも写っている方)とも再会!生い立ちから77歳までの経歴などをお話しいただきました(笑)。ちなみに…名前は伺っておりません。なんとも不思議な一体感?に包まれる「災害ゴミ仮置き場」の待ち時間なのです。

二列目の後ろを見ましたら、灯篭を割る作業でボランティア活動頂いている「株式会社 H.S.FINE」(氷見市で外構・エクステリア関連業を営まれている)の竹越光弘社長がおりました!「今日はどちらのボラ活動ですか?」と伺いましたら「これは自宅のなんだ~」との事。思わずハッっとしました…ご自身も被災され、ご実家も被災されている中で、氷見の皆さんは〝もっと困っている他の方々のお役に立とう〟と、ボランティア登録をされご活躍頂いているんですよ…。

私は「それこそ社協に依頼しましょうよ…」とお話ししましたが「うちは大したことないから!大丈夫!」と笑顔でおっしゃられています。

私は、こんな方々がいるという事を、多くの方に知って欲しいと切望しました。助けてほしいから知って欲しいのではありません!ここまで利他的に生きておられる方が、この日本に、この県に、この氷見市にいらっしゃるという事を共有させて頂きたいんです。

私もあと数日で活動を終えますが、どこかで時間を合わせて頂いて竹越さんの搬出をダンプ2台でお供させて頂きたいと願っています。申し出てもたぶん「大丈夫大丈夫~!」って笑ってお断りされる気がしますが(^^;可能なら何とかお手伝いさせて頂きたいです。
※追伸:先程、会社のサイトからメールさせて頂いたのですが、ちょっと遅かった~><!何とか自力で終えられたとの事。逆に労いのお言葉を頂きました。

午後の二案件目!(今日は午前2件/午後2件=4件です)。消防士ラガーマンの菅沼さんが帰られましたので、午後からは新メンバー「ナガタさん」に加わって頂きました!初めて会う方と超重量物を扱うのは危険そうですが、逆に「慣れ合い」が無くて安全なんです。もちろん、みなさん素人ではありませんから自分の安全確保と他人の安全配慮を行えるチームとして機能しています!。

午後のゴミ仮置き場はPM3時までです。私が3件目と4件目の撤去灯篭を積んでゲートに来たのはPM2時20分。「余裕でOKだろ~!」と思って来た物の…何と処理能力を超えたため閉鎖…。しかたないです。明日は朝一番の積み荷を降ろしから活動開始です。