2月21日<日報>:皆様のご協力で走るダンプ!重機!<石川県七尾市、床下束柱の改修!そして久目の美味しい食事会!>

昨日の日誌にも書かせて頂いた通り、今日は氷見市の災害ゴミ仮置き場の受け入れお休みなので回収作業は進められません。でも!この機会を活かして、本日は以前からご相談ご依頼を頂いておりました個人案件(社協やボラセン経由ではなくて個人活動で請けた案件)に取り組ませて頂きます。氷見から車で30分程度…石川県七尾市の個人宅の床下を直します。「何をどうしたいのか?」をダイジェスト動画でご案内させて頂きます!

液状化で水と砂が湧きあがった床下。周囲の基礎がしっかりしていたお陰で建物のベースは大丈夫でしたが、床がグラグラでまるでトランポリンの上を歩くような感じの歩行感になってしまいます…。このまま暮らされるのはいくら何でも無理です。そこで束柱と束石の間に開いてしまったおおよそ4㎝の隙間を埋めて行く作業を全ての束に施します。

今日は合計16畳の2部屋を修正!グラグラが解消され、本来の状態へと戻すことが出来ました!!凄く喜んで下さって本当に嬉しかったです(^^!今後、この方法で更に奥へ進み残りの約2/3を施工する予定です(それはまだ先ですが必ず再び伺います)。

櫻井さんありがとう会~久目の米を味わう~

本日の活動を終え、再び久目交流館に戻ります。ほんと…何度でも言いますが感謝なのです…。ファインプレーが出来るのはバックアップがあるからですよね?それと同じなんです…どんなに疲れても、安全にぐっすり休める環境がある!それだけで精一杯頑張れるんです!久目地区の皆様!!本当にありがとうございます><!!

と!その感謝に更に感謝の輪をかけて~の話なんですが、この交流館ではバンド練習をされているグループさんがおられます。数日前には練習室にもお邪魔させて頂く機会を頂き、メンバーのお二人と色々と話が弾みました。萩原さん(Bass or Drms/現農協職員)と礒辺さん(Vo/元農協職員)です。萩原さんは富山県の美味しいお米コンテストで優秀賞を受賞!お米を美味しく育てる農法のノウハウは驚くべきものを持っておられる方です!田んぼの水質、土壌、土の匂いや微生物育成から始まるディープな米作りのお話は、たぶん全部聞くのに1週間貫徹?でも足りません(笑)本当に情熱を注がれてお米を作られています。礒辺さんはそんな萩原さんのお米のおいしさと魅力を誰よりも理解し、そのお米を出す食堂を作ろう!と起業開店準備を進められている所なのです。そしてこの3月末!萩原さんはいよいよJA退職!本格的に米農家として就農されます!!

▲ 左 礒辺さん  右 萩原さん

そんなお二人が、何と!私のこのボラ活動の労いに「美味しいお米とおかず」で、食事会を開催下さったのです><(涙)。なんかさ…これはドラマか映画か??はたまた夢なのか!?と言うような展開とご温情に触れ、この氷見市そして久目交流館の魅力(もはや魔力?)に驚かされっぱなしです。

本日参加くださいましたのは、・お米を作られた「萩原さん」・調理下さった「礒辺さん」・久目地域づくり協議会会長「河原さん」・久目地区社協「上野さん」・上野さんの奥さま「和枝さん」・久目地域おこし隊長「サントスさん」・サントスさんの奥さま「遠藤さん」・地域おこし隊員「伊藤さん」です!

↑萩原さんが書かれた「自然のチカラ×っ植物性醗酵有機×慣行栽培」の説明。ご興味のある方にしっかり読んで頂きたいので、特別にテキスト掲載させて頂きます!!

自然のチカラ × 植物性醗酵有機 × 慣行栽培 令和4年試験栽培開始

この度は、特別栽培米を手に取っていただき有難うございます。

お米を食べる前に、貴重なお時間を少し頂き、私個人の思いを少しだけですが書かせていただきましたので、読んでから召し上がっていただけると幸いです。

~まえがき~
お米について私個人が日頃思っている事なのですが、お米は【おかず】をより美味しくする引き立て役(名脇役)だなと感じています。お米が美味しければおかずの旨さを引き立て、食事がより美味しくなり満足感に満たされると思います。そんな美味しいお米を作るにはどうしたらいいのか日々考えていたのです。辿り着いたのが有効微生物を活用した栽培方法です。このお米を食べた時、子供の頃食べた記憶が蘇る味でした。まだ試験的ではありますが、誰かの記憶に残せるお米を作れたらと思います。イマイチだと言うコメントも改善に繋がりますので正直な感想をお伝え下さい。そして応援していただけましたら明日への活力になります。どうぞご賞味下さい。

~栽培方法について~
このお米は、有効微生物と植物性発酵堆肥を取り入れた栽培方法です。藁、籾殻等を田んぼに戻し微生物が分解する事で循環・還元して微生物と植物の多様性・共生を大切にしています。
化学肥料は通常の半分程度、農薬は取捨選択し必要以上に使用していません。その為、黒色の斑点米(虫害)が混ざる事がありますが、問題なく食べる事ができます(気になるようでしたら米を研ぐ際に取り除いていただくのが良いかと思います)。
 現代農法を人間で例えると化学肥料は偏食(メタボ化)、化学農薬は抗生物質。安定した食料自給を維持する為には必要ですが、それに頼り切ってできた作物は人間や作物の健康、環境に対して良い事ではないと考えます。私の目指す所は、人と化学が自然の循環の輪に調和する事。化学(肥料農薬)を使う・使わない事を極端にせず、使用量を極力減らす事は自然と調和した持続可能な農業生産が可能だと考えます。
21世紀からの農業は肥料農薬頼りで作るのではなく、自然のチカラ“微生物”を活用し、生命エネルギーに溢れた作物を食べる事が人の健康にとって大切だと言う事を確信しております。
栽培技術、経験不足、知識が未熟故に味にバラつきがでる事もあります。まだまだ納得できるお米ではありませんが、是非、炊き上がりを五感で感じながら食べてみて下さい。

~オススメの炊き方~  ※玄米・部付米で食べるのが、有機栽培の意味がありオススメです
・必要以上に研がず軽く回す程度で1~2回水を替え、にごりはそのまま。ヌカに旨味、栄養有り!
・30分程度浸水。(夜予約し朝焚きでも問題なし)ミネラルウォーターで炊くと尚良し!
↳お持ちの炊飯器や水加減は家庭により違います。上記2点を意識していただき、お好みに合うような炊き方、水加減を色々試してみて下さい。

~あとがき~
◇人間の腸内と土について◇
風邪を引きやすく、よく病院へ行っていた自分を変えたいと思い腸活を始めて分かった事。
人間の腸内と土(植物の根っこを含む)の環境は同じで、人間も植物も同じ生き物です。健康な土の栄養をたくさん吸って育つ植物は生命エネルギーに溢れ、植物にとって健康でそれを食べる人間においても健康に良いのです。その生命エネルギーを担うのが微生物の活動・多様性によるものです。このような土づくりをする事が植物にとっての腸活になります。人間においても腸活・菌活は免疫力を高め、必要な栄養素を吸収し、有害な物質を排出する大事な器官だという事です。
今では風邪で病院に行くことはほぼ無くなりました。(風邪引かない訳ではありません!)

お問合せ先:sympathy_pastime 萩原(ハギワラ) 090-6270-3148
インスタグラム @SYMAPTHY_PASTIME

▲ 長野県も米どころですし、私も普段から美味しいお米を食べていますが、生産者萩原さんの意図されている味が一口で伝わって来る素晴らしい逸品でした!!「そうだ!そうだった!!お米って本来こんな味だったんだ!!」そう感じます。そして二口食べると「唇にお米がくっつく~!」と言うモチモチ感を感じます!更に数回噛んだだけで甘さや米のうま味が口内に全体に伝わるんです><!若い方の言い方を借りるなら〝ヤバっ!〟って感じです。いや本当にカルチャーショックを受けるお米なんです。ご興味のある方!是非お問合せ下さい。私の嫁さんにもお土産に5kg頂いてしまいました!恐縮です><!!

▲ 食堂開店を目標に挑まれている磯辺さんの牛筋!単品のおいしさは勿論なのですが、磯辺さんのお料理の根底には「萩原さんのお米のおいしさを堪能できるおかずを提供して行きたい」と言う確固たるコンセプトがあります。お米の甘みに対して、それを決して邪魔せずしかもご飯の進む程良い味わいと栄養を感じるんですよ!!これってね、「一緒に音楽をされているからこその駆け引き(セッション)なんだな~!!」と思う訳です!。

思わず私は「昼は食堂をやって、夜はこの牛筋とビール+焼酎で久目地区で居酒屋さんをやったら??」何て言ってしまいましたが、それくらい美味しい味で攻めてくる料理人さんなんですよ(笑)。久目地区には食堂や居酒屋がないですよね??絶対受ける気がします~!(と…私の趣向で書いてしまいました^^;)

話も尽きず、夜遅くまでたくさんお話できて本当に愉しく幸せな気分の中、美味しいお料理!お米を堪能させて頂きました~!!

美味しい物を食べると、明日も頑張れる!
美味しい物って元気の素なんだ。
だから美味しい物を作ってくれる方は、皆を元気にするアーティストなんだ!!