ヨットのページなのですが…Myバックホー(ユンボ)買いました

ヨットのページなのですが、ユンボ(バックホー・重機)購入のレポートです(笑)。何だかこのサイト…もはやカオス化してしまっていますが、ヨット乗りの方々はメカニック畑の方も多いですし〝単に速く効率的に目的地に着く事ではない部分〟のプロセスをご理解くださる方々が多いと思いますので、たぶん!?私のこの夢や憧れもご理解頂けるんじゃないかな~?との思いでLogを書いてみたいと思います(笑)。

まずは「OP!何でこんな物買ったんだ!?」の経緯です(^^!

<夢実現への経緯>

かれこれ50年程前…私が幼稚園児だった頃…登園拒否をして幼稚園をサボってた時期があります。何日も近所の造成工事を眺めていました。見兼ねた母は「オニギリ持って行って見ていなさい」と弁当まで持たせてくれました。

あるとき操縦士のおじさんが「毎日来ているよな?コレ好きかい?乗ってみるか?」と私を膝に乗せ、操縦をさせてくれた事があるんです!嬉しくて嬉しくて、飛んで家に戻り母親に自慢気に話しました。「明日はおじちゃんの分もオニギリ作って!!」とせがみ、翌日オニギリを持って造成現場に行ったのですが、既に工事が終わりショベルカーもおじちゃんの姿もありませんでした。泣いて家に戻った私に母は「きっと最後の日だったから乗せてくれたんだね!」と慰めてくれました…。そんな記憶が鮮明に残っています。

その後、小学校を卒業する頃までは、街で工事現場の重機を見つけると、あのおじちゃんの姿を探しました。恐らく二度と会う事のない方ですし名前も知りません。でも!私が三度の飯より重機に乗りたがるのは、たぶんこの体験があったからだと思います。

以前から私が「重機買う!」と言うたびに、嫁さんは「道路走れないんですよね?普段庭に置いておいてどうするんですか?その都度借りた方が良いんじゃないですか?」と真顔で質問されるので「んんん…生ごみ埋める穴!いっぱい掘れるよ!」と苦し紛れの返答をしていました(笑)。常識的に考えたら嫁さんの言う通り!一般家庭にはあまり必要ありません…。私のもうひとつの仕事(建築工房)でも時々ユンボは使いますが、費用対効果を考えるとレンタルでもやって行けると思います。でも災害時にスムースにお役立て頂けるメリットと言う部分、ユンボの必要性に関しては、阪神大震災の時から「いつかは必ず買う!」と決めていましたし、29年も先送りにしてしまった事を今更ながら悔いています(時々自分の年齢をあらためて数えて驚いています)。

今回、我が愛妻も「良く解らないのでお任せします!」と諦めて(騙されて?)くれました(笑)。私のような旦那と結婚すると大変だろうな…と思いますが、彼女なりに対応年数とか減価償却計算とか色々調べてくれていて助かります。と言う訳で、春分の日に決意を固め買ってきました。
こちらが、私の人生初!Myバックホー(ユンボ)です。ダンプは維持しないので結局どこにも行けません…。次はダンプ買えるように頑張りますᕦ(ò_óˇ)ᕤ

早速、毎度の事ながらメンテナンス開始です(^^;

新機ではありませんので、今までヨット整備で培った?(さんざ壊して来た?)経験を活かしながら、整備を前提としています。購入前から既に「ここは直さないとな」と数か所見立てていました…。まずは走行レバーのズレです。キャタピラを前後に動かすためのレバーなのですが、その付け根にある「トラベルパイロットコントロールバルブ(部品番号PM30V00019F4)」がダメなんです。動作はしているのですがレバーがズレているので片手で操作するときに不便なんです。この部品単体は何と6万程度もします…。でも丸ごと交換せずとも!下図の金属玉部品を入れさえずれば直るはずなんです。でもPM30V00019F4の471番部品は販売できないとの事!代用品の同じ鉄球(ベアリングボウルでも行ける気が)で自己修理を試みます!…もう少し暖かくなってから(^^;

今まで油圧関連の事は触った経験が無いので、調べたり詳しい先輩方に教えて頂きながら頑張ります(^^!