2月10日<日報>:皆様のご協力で走るダンプ!重機!<ユニック案件!4案件!>

2月4日に、お隣の市「高岡市」からユニッククレーンでボランティアに来て下さった(株)たきでん 大瀧社長が、本日再びユニックで来てくれました!本日は、塀が邪魔して取り出せない倒壊灯篭などの重量物を吊り上げて回収します!災害復旧時には近隣の重機レンタル会社でもユニックが出払ってしまい、借りる事すら難しいのが現状です。会社の大切な備品であるユニック車を持って来て頂き技術も惜しみなく提供いただける本日!そのような案件を優先して4か所を回るように指示を頂いていました。

1案件目、氷見市でもだいぶ北側にある大境と言う所です。もう何度もお邪魔している所ですので、依頼者様とも「また来たよ~!」と気軽にお話が出来る感じになっています。ひとつ片付くごとに、どんどん笑顔になって行く様子が見て取れる気がします。こちらの現場!共同通信社の記者さんと同行。午前中は4名のボランティアで巡回したのですが、タレントで俳優の「なすび」さんと一緒でした。いわゆるナンチャッテ活動ではなくて、ご自身のお考えでプライベートとして今日・明日の活動をされます!結構な雨の中、ダンプ荷台に乗ったり下りたりしながらご活躍頂きました。

▼ 共同通信社 富山支局 堤記者様ご提供の写真。このお母さまにお写真を届けるように社協さんにお伝えさせて頂きます!お母さんきっと喜んでくれると思います!!

二案件目は、氷見の中心街にほど近い「北大町」。かなり酷かった場所で倒壊家屋もあります。そこに到着して積み込もうと思いましたがモノが無い!?そこへ「あれ?櫻井さん!」とお声がけ頂いたのが灯篭割り特別隊の株式会社 H.S.FINE」の竹越光弘社長。爽やかな笑顔で「このお宅の他の事があったんでついでに回収しておきました~!」。仕事取られた~(笑)※感謝です!

三案件目は更に西へ向かい山村部の中の灯篭回収です。これも行ったらモノがない…ご依頼者様も不在?業者に回収依頼させたとの事。かなりの距離を移動するので激しくロスタイム…依頼者様が来るまでにも20分ボーっと待機…しかも我々はユニックとダンプと乗用車の3台で移動しているので、このような不連携は絶対に避けたい所ですね。ユニックとオペレーターを1日お願いしたら大変なコストです!ダンプ系は燃費激悪ですしボランティアと言う資源を上手に使って頂く上でも、このミスは良くありません。平時では無いので仕方がないと言うのも勿論ですが、敢えてご報告までです!(※厳しいようですが民間で同じことをしたら大目玉ですよね…)。今後は出発前や前日に必ず電話確認等をされた方が良いのかも知れないですね!

結局空振りのまま4案件目!山間部から一気に海側へ駆け抜け、島尾と言う地域の回収へ向かいました。災害ゴミ仮置き場のリミットは午後3時。あまり時間がありませんので大急ぎです!(安全に大急ぎ)。

なすびさんも、大学生のボランティア様も、悪天候の中本当に頑張っておられました!。あっという間にダンプ積み終わり、私はそのまま災害ゴミ仮置き場へ急ぎます。相変わらず混んでいます…でも同じボラセンの仲間も運搬してきているので、ココの待ち時間で色々お話が出来たりもします。下の写真は、北大町(倒壊家屋もある被害のひどかった地域)の瓦礫・ごみの処理を頑張られていたボランティアさんです。

▼ こちらは私の3tダンプ。今日はユニックで吊った物をダンプに積載する作戦でした。ダンプの方が降ろすのが早いからです。

昨日の夜から、先日お会いさせて頂いた「日本警察消防スポーツ連盟」事務局長、そしてNGOセーフティー・フューチャー代表の 志澤公一さん(現職消防士)が名古屋市の消防士さん2名と共に活動に来てくださいました!(※現職の警察官・消防士さんたちによるボランティア活動です)屋根瓦のズレによる雨漏り対策などを行われていたとの事です。志澤さんは本当に情熱的な方で求心力がある方です!お話してるだけで元気になる感じなんですよ!いつか一緒に深酒していろんなお話を聞かせて頂きたいな~と思っています!

▲ 志澤さんとなすびさん!

今日はほとんど写真も動画も撮れませんでした!結構な雨でしたし、とにかく時間に追われるスケジュールだったので、手袋を外してスマホを構える時間も惜しむ感じでした。でも共同通信さんが何か撮影して下さっているかも知れません。

本日朝一番に魚津市から駆け付けて下さった石工の中村様ともお会いさせていただく事が出来ました!巨大で運び出せない倒壊灯篭を人力で動かすには、それを割るほかありません…。大変な作業ですが引き続きどうぞよろしくお願いします。

明日は今日よりも酷い天気になりそうですが、ボランティアさんがたくさん来るので一緒に一つでも案件を完了させられるように頑張ります!。

▼ 今日も「阿部んジャーズ」氷見漁師の阿部さんとご一緒に作業させて頂きました。私は今、この活動に専念できるのですが、阿部さんは本業の漁を行いながらボランティアをされているのでお疲れもたまっているのでは?と心配…。でも、そんな阿部さんが「メジマグロ」をさばいて持って来てくれました!!。阿部さんに「も~こんなにおいしい物頂いちゃったら、また帰れないじゃないですか!」と冗談を言いましたら「漁師だもん!櫻井さんを釣ってるんだよ~(笑)」と笑いながら粋なお言葉を返してくれました!。果たして私にメジマグロ程の価値があるか分かりませんが、残り数日間!最後までお役に立てるように精一杯活動させて頂きます><!メジマグロ、さっぱり&スッキリとした癖のない美味しさです!メジマグロ漁と言う物は無いので(海洋資源保護の観点)、偶然に網に入った物のみが希少品として出回ることがあるそうです。なので滅多に食べられないお刺身です。あぁ~~このままずっと釣られ続けたい(笑)阿部さん!ご馳走様でした!!