角マ丸さんのエンジン(1GM)の修理|朝5時から頑張った

6月1日

昨夜は深夜2時まで自艇内で仕事(修理ではなくて本業)半ば寝落ち状態で眠るも、5時にはバッチリ目が覚めてしまいました。角マ丸さんは朝早いので電話してしまいましたが、何と!2コールでお出になられました><!すぐにおにぎりを持って来てくれてそのまま修理作業突入!

まずは丁寧にギアボックスをエンジンブロックから分離します。でも完全に融着してしまっていてなかなか大変です。とにかく丁寧に開けて行き、90分ほど掛かって無事に取り外しが出来ました。新しいエンジンなら2~30分で開けられると思いますが、歴史あるエンジン…とにかく丁寧に丁寧に…。
接合部分を傷つけてしまうとOILが漏れてしまうようになりかねないですし、そもそもカムシャフトとクランクシャフトにはピッタリとシールが施されていますし、クランクに関してはぴっちりのベアリングがあるので易々とは分離できません。

▲ 取り外したギアボックス内側

こちらがギアボックス内のギア郡です。上からカムを駆動するギア、クランクを駆動するギア、下が今回大いに問題となっているオイルポンプギアで、1GMの場合オイルポンプはウォーターポンプと連動する仕組みになっています。
オイルポンプの軸は思った通り…先端が完全になくなって酷い事になっていました。このギアとOILポンプを交換して行きます!

▲ OILポンプギア交換準備

▲左が組み立ててきた物、右が取り外した物です。

▲ 左が良い状態、右はエラーの状態です。

▲オイルポンプを外した部分

▲ 新しいケース内側。

▲新OILポンプ取り付け!

▲ 作業を見守る角マ丸さん(笑)心配そう?(^^;

▲新ケースをヤンマー純正塗料で塗装します。

▲ 乾く時間を利用して、ジンク・温度スイッチ・サーモスタット他、各所交換調整清掃をしてからブロック側外部も塗装。

自分の艇のエンジンなら勢いだけで進んだり、マイペースでこちょこちょ進めますが、人様…しかも大切な仲間の艇のエンジンとなりますと緊張の連続です。昼ごはんはカップラーメンで済ませてとにかく集中継続!

午後4時、予定よりも倍近く先に進んだので本日の作業を止める事にしました。

で…立ち上がろうとしたら背中が伸びない><!「えええ!?こんな時に腰痛?」と思ったのですが、ずっと船底床に胡坐で座っていたので背中腰が丸まってしまったようです(^^;作業台の上で整備できれば快適なんですけどね…覚悟していましたが思いのほかキツイですね。

そんな訳で、腰を伸ばすべく・・・魚津市にある「金太郎温泉」に行ってきました><!さすがは名湯♪だいぶ楽になりました(^^!
自艇に戻る前にコンビニで奮発してビール購入!!「スーパードライ生ジョッキ缶」なるものを購入!泡が生ビールのように出る缶ビールだそうで、初めて購入しました。でも・・・

▲ほほ~!これが話題の!?わくわくします。

▲ あのさ…涙

明日も集中を欠かずに丁寧に頑張りたいと思います!