2018年9月23日「黒部市ヨット体験乗船で出航」(筆者:角マ丸)

2018年9月23日AM9時、黒部市役所の係員2名と乗船希望のご家族3名(お母様と娘さんお二人)が石田フイツシヤリーナ二階のセミナーハウスで初顔合わせ。その後、各自ライフジャケットを着用して角マ丸に乗船しました。

当日天候は晴れ風速は2m/s ウネリは50cm弱でした。

岸壁離岸後直ちにメインセイルを揚げ、ジブを展張。向かう先は生地鼻灯台方向です。途中石田の定置網を説明したり魚の種類の話で盛り上がりました。帆走時、ご家族の皆さんにティラーをお預けしてみました。舵棒を右にきったらヨットは左に向くのでビックリされていました。

残念ながらこの日は雲が多く、富山の美しく雄大な山々の景色を見て頂く事は叶いませんでした。
石田の定置網を越えて生地鼻灯台に向けて航走中、娘さんが船酔いになってしまいました。とても気分が悪そうで本当に気の毒でしたので大急ぎで目的地の黒部漁港に行き、9時半頃に着岸しました。

黒部漁港では沢山の方々が魚釣りをしていらつしやいました。その様子を見て「皆さんも釣りをしてみたいですか?」と聞いたところ、是非やってみたい!と元気な声が返ってきました。船酔いも上陸後すぐに治ったようで、本当にホッとしました。石田(出航した場所)で待機中のもう1人の市役所職員さんに車で迎えに来てもらいました(角マ丸はヨットで石田に帰ります)。フイツシヤリーナで釣り道具をレンタルし、釣り桟橋で釣り始めましたところ小アジが釣れ大声を出して楽しそうにされていました。途中、サビキにツバイソ(ブリの子)が掛かったのですが、水面上1m位の所で針から外れてしまい「惜しい!刺身が逃げた!!」と大騒ぎしていました。

体験乗船では途中から船酔してしまったので余り楽しくなかったのかもしれませんが、楽しそうに釣りを体験頂けて本当に良かったと思います。

今回の体験乗船を迎える際、オプさんから「お母さんと二人の娘さんを乗せるんですよね?ヨット綺麗にしておかないとダメですよ~!」と言われておりましたので、頑張って角マ丸を綺麗にしました!。
でも実際はヨットの荷物を軽トラックに移しただけなので、体験乗船終了後、あっという間に元通りになった事は言うまでもありません(笑)。