2016年7月21日「Bossaさん船名プレート製作」

昨年艇を入れ替えられたBossaさん(Pacific Seacraft Orion27)。ウッドな感じ満載の重厚ヨットなので、船名を木で作ろう!と言うのが本日の企画です(笑)と言っても、昨年から作業が遅れてしまっていたのですが…。

木で表札を作る…と言うニュアンスなのですが、塩水にも晒されますし表札以上に耐候性を求めます。そんな訳で、木材選びから…。
今回はチークと同等以上の耐候性を持つ「ウリン」と言う外材を入手しました。非常に硬く、密度の高い重たい木です。その木材を整形し、カーボン紙を使ってデザインロゴを木面にトレースします。

線が薄すぎると、彫刻時に見えなくなってしまうので、太線でなぞります。

さて…ここからは外仕事です^^軽トラックの荷台を作業台にしてハンドルーターで彫刻…それにしても硬い><!

ロゴデザインはパソコンで出来ますが、彫るラインはルーターを手で動かすのでなかなか線の通りには彫れません…これぞ手作り感!と言うことで逃げ道を画策しつつ彫刻完了。
左右見比べると結構違いますが、右舷・左舷を同時に見ることは絶対にありませんのでOK!OK!!(…ですよね?Bossaさん^^;)

掘り下げた文字分部を着色。そして分割しました。でも…デザインが細かすぎるため、風雨に晒された時の耐候性が心配です。このままでは近い将来、俗に言う所の「島」の分部(削った分部の内側に出来る削り残し部分)が欠けそうです。

近所のホームセンターでサーフボード修理用の 不飽和ポリエステル樹脂と硬化剤を購入!何故サーフボード用を選ぶかと言うと、こちらには紫外線カットの成分が入っている為です。その分、色は黄色味を帯びていますが、クリアーさを求めている訳ではないのでコレを選択しました。

まずは木っ端で同じような条件を作り、実験です・・・。

さぁ!本番だ!!流し込もう!と思ったら…既に固まってしまいました><。硬化剤…私はいつも入れすぎるんだよなぁ…(汗)

ドタバタとしながらも、何とか流し込みを終えました。今、乾燥中です^^!
果たして…用途に耐えうるものなのか?乞うご期待です^^

2M~3M離れて見れば上出来ではないかなぁ?…そういう逃げかい!(^^;)