2020年!初メンテナンス

2020年初です…。ようやく県をまたぐ移動(東京はまだですが)も可能になったようですね。本業制作の真っ只中なのであまりゆっくりできないのですが、ずっとステイホームで引きこもって頑張ってきましたし「良い仕事をする為にもリフレッシュが絶対に必要なんだ!」と、もっともらしい心の叫びと共にヨットの元へ来ました(笑)

今回行う事は、2020年2月に書きましたこちらの作業です!

シャフトブラケットの側面には、おそらくカットラスベアリングを押さえる回り止めのようなネジがあるはず!でも、船底塗料も塗っていますからネジ穴など見えません。ここを力任せに削ってしまうとネジを壊してしまいます…。悩んでおりましたらレプトンさんが「塗料系の事なら絶対にプカプカさんに聞けば何か良い策を教えてくれるはず!!」と閃かれ、すぐにプカプカさんに連絡をしれくれました。そしたら何と!剥離剤をもって来てくれるとの事><!いやぁ~すごいぞ石田帆友会(笑)

まずは、シャフトに付いているジンクを取り外します。これもネジが馬鹿になっていて取り外しに大変苦労をしました。結局は叩き切った?と言う感じです(笑)次にペラ(スクリュー)を外す訳ですが、これも本当にガッチリ付いている物なので、ボルトを外せばスッと取れるなんて言う物ではありません(汗)バーナーで炙って、1時間程度を要してやっと取れました!(この作業は加減が解りませんので山田モータースさんに来てもらいました)

私の艇のお尻を4名で取り囲み、見る見るうちに塗料を溶かし、ネジを発見し、そしていよいよカットラスベアリング抜きの段階にまで来ました!!ここで非常に高額な先行投資?清水の舞台からずり落ちて購入したアメリカ製専用工具の投入です!

はじめは力加減も解らないので恐る恐るでしたが、ぐりぐりと結構な力でボルトを回しこみましたら古いカットラスがニュっと出てきました!!

格闘する事更に1時間!無事にカットラスベアリングを抜き出すことが出来ました!!本来ならば、シャフトを抜かないとできない作業…シャフトを抜くには、ラダーを完全に外さないといけないので非常に大変な作業になります。でも!この工具と、皆さんの惜しみない力添えのお陰で、半日で取り外しが出来ました~!
あとはサイズをしっかり見極めて、新しいカットラスベアリングを発注し、取り付ける事になります。その作業はまた次回です(^^

Bossaさんとも10か月ぶり?更に進化した艇内にお邪魔しました~!

昨年の夏にハーバーでご一緒させて頂いてから、なかなかタイミングも合わず春からはステイホーム…気が付けば10か月もお会いしておりませんでした。艇は1m位しか離れていないお隣なのですが、本当にタイミングが合わなかったですね~こんなにお会い出来なかったのは、この数十年で初めてではないでしょうか?
久しぶりにご一緒させて頂き、夜はBossa号の中に新設された冷蔵庫やコンロを拝見しながら軽く一杯♪

Bossaさんもステイホーム期間中、ヨットには来れずに自宅で色々と艇内に取り付ける装備品の加工を進めておられたようです!12Vで駆動する電子レンジ、カセットコンロ3個で稼働する2口コンロ!(しかも揺れても水平を保つジンバル加工をされていました)、更には12Vで冷える冷蔵庫まで取り付けられていました!
冷蔵庫には、冷えたビールも(笑)…何だか「お宅拝見!?」みたいな感じでしたが、生活できる仕様に進化するBossa号を楽しませて頂きました。

おつまみの「ウインナー」をフライパンで温めています!火入れ式?初使いだそうです(笑)

最後には、コーヒーまで(笑)いやぁ~ふと思ったんです!我々は男子ですが「おままごとを追い求めているのかも!?」と(笑)キャンピングカーや最近流行りの車中泊なんかもそうですよね。非日常の環境でも、よりよい環境を目指す事は、究極のおままごとなのではないでしょうか?(笑)サバイバルは、生命維持のための緊急時の対応の手段ですが、長期滞在をするヨット、穏やかな時には十分に気持ちを落ち着かせる事のできる住環境も大切ですね!私も今のメンテナンスが終了したら、艇内を整理して快適にしたいな~と思いました^^!(言ってるだけで全く片付きませんが)

今回は時間の無い所でのメンテナンスでしたが、仲間のみなさまにも会えてお話も出来ました(たくさんお手伝いを頂きました)。艇のメンテナンスでしたが、何より私自身のメンテナンスになった気分です^^!このまま遥か遠い家に戻り、再び仕事モードです…。でもリフレッシュできたのでまた頑張れそうです~!