10月8日からの〝めりはり〟TIME

10月8日(月)、前日は仕事でほぼ徹夜…。長野市で一仕事して「このまま帰宅するのは勿体ないな~」と思いましたので、帰路とは逆の富山へ向かいました。そんなわけで、8日の午後10時ごろから艇内で過ごしています。8日(月)はそのまま2日目の徹夜を敢行して朝まで仕事をしていました。夜が明けて明るくなり、角マ丸さんが出漁される頃から寝はじめて、起きたら9日(火)午後1時(俺の火曜日を返せ~!って感じです^^;でも久々に沢山眠た~!)。角マ丸さんと夕方まで歓談して、再び仕事をはじめ、10日(水)も午前4時までヨットの中で仕事。昼頃起きて歓談してまた夜に仕事・・・

そんな事を繰り返しながら、これを書いている今日は10月12日夜10時です。Webプログラムの仕事と、CMサウンドロゴの制作を仕上げ、ようやくHPでこの告白(ヨットで仕事してました~)が書ける段になりました。仕事は仕事場でやったほうが断然効率的なのですが、人間効率だけで生きるわけではありません。「時には非効率な体験こそが人生を豊かにしてくれる!」…と言う、〝自己都合な自己納得〟のログですので、仕事は仕事場でやれ!とお叱りを受けるかもしれません。9月下旬から一日平均19時間労働を敢行してきて、さすがにこのまま行ったら「ココロが折れる><!」と言うような気もしましたし「ヨットの中で仕事したらメリハリが付いて良いかも?」と言う思いもありましたので、思い切って6日間のヨット単身赴任を決行中です。
実際、非常に作業はやりにくい訳ですが、作業性の悪さとは逆に成果は上がりました。やはり時として場所を変えて見るというのは私には良いのかも知れませんし、夜明けや夕日が感じられる環境(仕事場は防音の都合で窓がありません)や、ヨットの外から時々聞こえる潮騒や海鳥の鳴き声、はたまたマストトップにとまりベチョっと〝お礼の品〟を落として行く音やハーバーのクレーンのディーゼル音を聞いていると、失いかけていた「メリハリ」を蘇らせてくれます。

そう!私にはこの「メリハリが必要だったんだ~!」と感じました。

効率的な生産はあると思いますが、効率的な生き方なんて言う物は無いのだと思いました。むしろ非効率な体験の中にこそ、限りのある人生を有意義なものとして認識させてくれるヒントがあるように感じました。そもそもヨットなんて、今の時代の
生産性なんかは無視しているような乗り物ですよね?でも、たまらなくそんなヨットが好きす。32歳から乗り始め、まもなく50歳…良い趣味に出会えたな~と心から感謝しているこの頃です。

10月14日(日)過去最長7日間滞在

10月8日~14日(自宅到着は15日早朝)までの7日間、今までの中で最も長くヨットの中に滞在しました。今から温泉に入り、ひと眠りしてから長野県へ帰ります。結局、艇の事はほとんど出来ませんでしたが、それでも船台補強(プロの鉄工所さんが来てくれたので私は二か所切っただけですが)と、船内清掃、雨漏り修理確認だけは出来ました。でも何より一番は、こうして人が出入りして換気がなされる事が大切なのかな?と思いました。
ヨットの中で仕事(本業/制作)をする!と言う試みでしたが、これは想像以上に集中出来て気持ちの良い体験でした!ただ、私もいよいよ老眼が進行しているので、小さな画面一つではダメ…。次回は少し大きめのディスプレーモニターを用意してこようと思います。