2018年4月3日(火)「海のむこうに見えている山へ」(筆者:レプトン)

海のむこうに見えている山へ

ヨットをさわりに石田港へ来ると海の向こうに能登半島が見える。
遠い薄青い山並みは海の右へと伸びて少しづつ稜線が海に近づき、消えた所が七尾湾小口だ。
七尾火力発電所の煙突から出ている水蒸気が、山並みの後ろから尻尾のように突き出て見えことも有る。

帆走に少し慣れて辺りを見る余裕が出たのだろうか、対岸へヨットで行って港から能登の山へ登ると面白いかなーと思い、いつの頃からか、山が見える時は山を捜すようになった。
なだらかな山容で目立つ頂上は無いが辛うじて小さな膨らみだが、山頂であろうものを見ることができた。
カシミール地図で見るとそこは「石動山564m」で、山のふもとには「女良(めら)漁港」が有りおあつらえ向きだ。
女良漁港まではGマップで測ると19nm。4.3ktで5時間程だ。
石動山への登山道を調べると、頂上の横に自動車道路が通って、そこに資料館が有り驚く。
更にネットで調べたら、神社、仏閣、城跡などが有り、石川県の「国指定史跡石動山」になっていて思わぬ展開に大いにわくわくする。

主稜線上の山なので県境をたどって調べてみたら又ドッキリ。
石動山は、ひいきしたように石川県になっている。
石動山にコンパスを挿して半円を描いたように富山県が切り取られている。歴史を遡れば元々が加賀藩(石川県)の領地だったので文句をつけれなかったのが容易に分かる。

さて、やり方だが、自動車道が頂上まで有るのだから歩いて登るのは興ざめだ。でも船に車を載せて行けないから現地のタクシーで行く手が有るので料金を聞いたら片道一万円以上との回答。
やってる内容に対してはいささか高額だ。自転車をこぐ体力も怪しいので、港から石動山へ行くのは日を改め、マイカーで行く第二部として二つに分けることにした。

長い前置きになりました。
さて、先日トミーさんから「第二部をやりましょう、桜も咲いて良いですよ」と声が上がり、勢いに乗ってやることになりました。※第一部は2017 H29 6/24(土)に「レプトン」「角マ丸」の二艇で行ってきました

2018 H30 4/3(火)
天気予報通りに晴れて暖かい。トミーさん運転のハイブリッドアクアに角マ丸さんが乗ってきてレプトンを拾い出発8:00 氷見の女良漁港の昨年の第一部で上陸した岸壁へ向かう。

9:15
伏木の国分灯台をさわってゆく。桜が満開、高台から見る海はきれいだった。

10:00
女良漁港。
白水玉の岸壁と二艇を舫ったビット。第二部はここから石動山へ繋がります。

11:00 石動山の展望台へ向かうも残雪が有って行けない、残念

11:30 石動山の大宮坊
写っている二人は角マ丸&トミーさんです

12:40 オプさんに聞いていた牡蠣のおいしいお店。
七尾湾西岸の「宮本水産」 定休日でした
うーーん残念

13:10 隣の喫茶遊帆でコーヒー&スイーツで一時しのぐ。タイのカオニャオマムワンは未体験の味で美味しかったです。マスターの二艇のヨットで体験航海ができます(LM30&カタマラン)

13:20 能登島の「食堂みず」で牡蠣昼食をたべることになる。
道中のツインブリッジを見学、右下手海面の岩礁帯が不気味だった。

14:30 能登島大橋詰の「みず」でカキフライ定食を食べてから大橋を渡りナナオベイマリンの様子を見学。ヨット整備の方に事務所を聞いたが分からず静かに見学して帰る。

16:40 レプトン自宅へ帰着
七尾から氷見までの能越自動車道は快適だった。
暖かく青空の良い天気で本当に良かった。石動山行が完結してよかったです、皆様ありがとうございました。また何かを見つけて出かけましょう。